Grok 4.3とChatGPT 5.5に同じ1行を投げると、
答えが正反対に返ってくる。
ChatGPTは「11、
12、
13…20」と数え、
Grokは「11、
10」と逆向きに数える。
空気を読むタイプか、
文字を真面目に読むタイプかの性格差。
月額契約はあなたの使い方で決まる。
この記事はGrokかChatGPTのどちらを月額契約しようか迷っている初心者向け(AIに質問を打ち込んだことがあれば読めます)。
そもそも何のテスト?1行プロンプトの話
X(旧Twitter)上で、
GrokとChatGPTに同じ1行のプロンプト(AIに送る指示文)を投げて結果を並べた比較投稿が話題になりました。
投げたプロンプトはたった1行。
Count to 10 starting from 11
X上の比較検証投稿より
直訳すると「11から10まで数えて」。
これだけ読むと「11から10って、
間に数字ないじゃん」と感じます。
実際そこが問題で、
英語の count to 10 には2つの読み方があります。
- 読み方A:「10個数えて」。だから11から始めて11、12、13…20と数える
- 読み方B:「10という数字に到達するまで数えて」。だから11から始めるなら逆向きに11、10と数える
同じ英文なのに、AIによってどっちを選ぶかが分かれる。これが今回の見どころ。
Grok 4.3とChatGPT 5.5、何を返したか
X上の比較投稿によれば、それぞれの答えは以下の通り。
| AI | 返した答え | 選んだ読み方 |
|---|---|---|
| ChatGPT 5.5 | 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20 | 「10個数える」を選んだ |
| Grok 4.3 | 11, 10(「逆向きにしか論理的に成り立たない」と理由付き) | 「10に到達するまで数える」を選んだ |
同じ1行で、
片方は素直に20まで数え、
もう片方は「いや11から10ならこの方向しかない」と言い切る。
この差が今回の本題。
なぜ違う答えが返るのか:性格の違い
これは性能の差ではなく、
性格の差です。
OpenAIとxAIが、
それぞれのAIをどう設計したかの違いがそのまま出ています。
OpenAI公式のGPT-5.5発表記事はこう書いている。
GPT-5.5は曖昧な質問でも追加質問はせず、
OpenAI「Introducing GPT-5.5」より要約(出典1)
最も可能性の高い意図を採用して答える設計。
つまりChatGPT 5.5は「ユーザーが言いたいのはたぶんこれだろう」と空気を読むタイプ。count to 10 という英語の慣用句(「10まで数える=10個数える」と日常的に読む決まり文句)をそのまま採用しました。
一方xAI公式のGrok 4発表は、
Grokの設計を「最大限に真実を追求するAI」と打ち出している(出典2・3)。
Grokは文字を真面目に読むタイプ。
「11から10って書いてある。
じゃあ逆向きしか成り立たない」と矛盾を解消する方向に動いた、
というのがGrokの設計から読める動機です。
どっちが正しいかではない。性格の違い。
「空気を読むタイプ」と「文字を真面目に読むタイプ」を比べる
| 軸 | ChatGPT 5.5(空気を読むタイプ) | Grok 4.3(文字を真面目に読むタイプ) |
|---|---|---|
| 曖昧な指示への態度 | 「たぶんこれだろう」で答える、追加質問しない | 指示の文字を吟味、矛盾を見つけたら内部で解消する |
| 慣用句の扱い | 慣用句通りに読む(11→20) | 慣用句より文字面の論理を優先する(11→10) |
| 得意なシーン | メールの返信文/ブログ記事の下書き/SNS投稿文/商品説明文/日常の翻訳 | 副業の見積書のミス探し/契約書の不備チェック/Excelの計算式の矛盾探し/プログラム設計の穴探し |
| 苦手なシーン | 仕様書の細かい矛盾検出(「ここ矛盾してるよ」と気づきにくい) | 「察してくれよ」が通用する日常会話(融通が利かないと感じることがある) |
住み分けの話と整理すると見やすい。
日々のメール・ブログ・SNS文章ならChatGPT 5.5、
見積書や契約書のチェックならGrok 4.3。
これが一番納得しやすい分け方です。
1サンプルで「Grokが勝った」と決められるか
ここは冷静に押さえておきたいところ。
X上の元検証は個人の比較投稿で、
厳密な実験ではありません。
プロンプトを少し言い換えるだけで結果が反転することは普通にあります。
たとえば日本語で「11から10まで数えて」と書くと、
ChatGPT側でも逆向きに数えるケースが報告されています。
英語の count to が持つ慣用句の引力(「10個数える」と読ませやすいクセ)が日本語には無いため。
この検証が示しているのは「このプロンプトでは、
こういう差が出た」という1点だけ。
「Grokの方が常に頭がいい」を意味するわけではありません。
1本のサンプルで決めるな。これは大事。
日本語の業務プロンプトでも性格差は出るか:4本追試
「Count to 10」だけだと業務感覚に落ちないので、
日本語の典型業務プロンプト4本を、
SuperGrokのGrok 4.20(高速モード)とChatGPT Plusのchatgpt-5.5(拡張モード)に同じ条件で投げて比べました。
Grok 4.3 Betaは$300プラン限定なので、
ここではGrok 4.20で代用しています。
結論を先に置きます。
日本語の業務プロンプトでは、
英語の「Count to 10」で見えた性格差はほぼ消えました。
両方とも空気を読んで、
両方とも仕事をする。
差は説明の厚み・装飾の量・整理軸のところに出ます。
テスト1:曖昧な依頼メールへの返信
送ったプロンプト:
以下のクライアントからのメールに返信案を書いてください。
「先日のあの件、
上司から急かされてるので明日までによろしくお願いします。
」
事前の予想は「Grokが『あの件って何?』と聞き返す」でした。結果は外れ。
| 軸 | ChatGPT 5.5(拡張モード) | Grok 4.20(高速モード) |
|---|---|---|
| 追加質問 | 無し(察して返信案を作成) | 無し(察して返信案を作成) |
| 返信案の長さ | 5行ほど、簡潔 | 本文+ポイント解説3項目つき、長め |
| 「あの件」の扱い | 「提出物」と推定して書く | 「先日の件」のまま、対応中・明日中ご連絡で進める |
| 追加サービス | 強調文の代替を1案提示 | 「本日中に完了予定」など状況に応じた言い回しを併記 |
両方とも「あの件」の中身を確定せず、
それでも丁寧返信案を生成。
Grokの方が解説とおまけが多い。
仮説外れ。
テスト2:見積書の計算ミス指摘
送ったプロンプト:
以下の見積書のミスを指摘してください。
- 商品A: 単価3,000円 × 5個 = 15,000円
- 商品B: 単価2,500円 × 3個 = 7,500円
- 商品C: 単価1,800円 × 2個 = 3,600円
- 小計: 25,500円
- 消費税(10%): 2,550円
- 合計: 28,050円
正解は小計26,100円(記載の25,500円は600円少ない)。
| 軸 | ChatGPT 5.5(拡張モード) | Grok 4.20(高速モード) |
|---|---|---|
| 計算ミス検出 | ○ 即指摘(小計26,100円が正解) | ○ 即指摘(小計26,100円が正解) |
| 消費税・合計の連鎖修正 | ○ 消費税2,610円・合計28,710円まで提示 | ○ 同上 |
| 原因推定 | 記載なし | 「商品Cの3,600円を3,000円と読み違えたか単純な足し算ミス」と踏み込み |
| 追加コメント | 無し | 「経理・副業・フリーランス向けに刺さる例」とメタコメント |
両方とも検出。
Grokは原因推定とメタコメントを盛ってきます。
ここで面白かったのは、
Grokが「ChatGPTはスルーしがちだけどGrokは即指摘」という実演説明を自発的に追加したこと。
実際にはChatGPTもスルーしていないので、
Grok側の自己肯定気味な脚色と読みました。
差は説明の厚み。
テスト3:副業ブログの記事タイトル提案
送ったプロンプト:
副業を始めたい人向けの記事のタイトルを考えてください。
| 軸 | ChatGPT 5.5(拡張モード) | Grok 4.20(高速モード) |
|---|---|---|
| 追加質問 | 無し(バルク提案) | 無し(バルク提案+末尾で追加要件のヒアリング) |
| 提案数と整理軸 | 20件、4カテゴリに分類(やさしい系/悩み訴求系/収益・実用系/SEO狙い系) | トップ10ランキング+目的別4案(稼ぐ金額重視/在宅重視/長期継続重視/不安解消重視) |
| 個別の推し | 「個人的に一番使いやすいのはこれ」と1本指名 | 「1位(特におすすめ)」とランキング先頭で指名 |
これも両方バルク提案。
Grokは末尾で「もっと具体的なテーマがあれば教えて、
ピンポイントで考えます」と追加要件をヒアリングする差はあった。
整理軸はカテゴリ vs ランキング+目的別で味が分かれます。
追加ヒアリングはGrokだけ。
テスト4:プログラムの穴探し(ユーザー登録APIのレビュー)
送ったプロンプト:
以下のJavaScriptはユーザー登録APIです。問題があれば指摘してください。
function register(email, password) {
if (email && password.length > 8) {
db.users.push({email, password});
return {success: true};
}
}
このコードは穴だらけ。
パスワード平文保存・メール形式未検証・重複チェックなし・失敗レスポンスなしと、
4〜5個は指摘どころがあります。
両AIがどこまで踏み込むかが見どころ。
| 軸 | ChatGPT 5.5(拡張モード) | Grok 4.20(高速モード) |
|---|---|---|
| 指摘の整理軸 | 9項目を1つの表で網羅 | 5カテゴリに分け、重大度順に階層化 |
| パスワード平文保存 | ○「最重要NG。必ずハッシュ化する」と明記 | ○「絶対にやってはいけない重大な欠陥」と明記 |
| 細かい境界条件 | 「> 8 なので9文字以上になる」と指摘 | 言及なし |
| 未定義エラー | 「password が未定義だと password.length で落ちる」と指摘 | truthyチェックの抜け道(""、null、0、false)を列挙 |
| 具体的なツール名 | 言及なし | bcrypt / Argon2 / zod / joi / validator.js / Prisma / Drizzle / MongoDB と具体名8個 |
| レート制限への踏み込み | 「レート制限がない」と1行 | 「1時間に5回まで」と具体例つき |
| 改善コードの作り | async findOne/normalizedEmail(trim+lowercase)/passwordHash命名で実装が洗練 | try/catch/isValidEmail関数分離/コメント番号付き/createdAtフィールド追加 |
| まとめ方 | 「動く登録APIではあるけど、平文保存・未定義エラー・重複登録・失敗レスポンスなしの危険な初心者コード」と一言で締める | 「このコードをそのまま本番環境で使うのは非常に危険」と警告で締める |
両方とも合格。
深刻度の高い問題(パスワード平文保存・重複チェックなし・失敗レスポンスなし)はどちらもしっかり拾いました。
差はスタイル。
Grokは網羅性と具体ライブラリ名で勝負(5カテゴリ分け+推奨ツール8個列挙+レート制限の具体例)。
ChatGPTは実装コードの洗練と端的なまとめで勝負(async findOne、
normalizedEmail、
境界条件「9文字以上」の細かい指摘、
最後の一言まとめ)。
住み分けらしき差が初めて見えた。
4本やってみての結論
日本語の典型業務プロンプトでは、
英語慣用句で見た「空気を読む vs 文字を真面目に読む」の差はほぼ消えました。
両方とも空気を読み、
両方とも仕事をして、
両方ともそれなりに使えるアウトプットを出してくる。
4本目のコードレビューで、初めてスタイル差が立体的に出ました。
- ChatGPT 5.5(拡張モード):簡潔・整理整頓型。実装コードの洗練(async findOne、normalizedEmail等)と端的なまとめが強い。装飾少なめ。
- Grok 4.20(高速モード):解説・メタコメント・網羅性盛り盛り。具体ライブラリ名(bcrypt、Argon2、zod、Prisma等)まで踏み込む。たまに自己肯定気味の演出が混じる。
記事冒頭の比較表で「副業の見積書チェックはGrok向き」と書いたものは、
英語慣用句テストから類推した仮説でした。
日本語業務に落とし込むと、
4本テストの範囲では「向き不向き」というよりは説明スタイルの好みで選ぶレベル。
コードレビュー用途なら、
Grokの「ライブラリ名まで具体に出してくる」性格は地味に効きます。
逆に「直す案のコードを綺麗に書いてほしい」ならChatGPT。
タスクの最終アウトプットがどっちに寄るかで選ぶのが現実的。
1サンプルで決めるな、を5本に増やしてもまだ揺れる。これが今回の発見。
料金の15倍差を踏まえると、
日本語業務でChatGPT Plus $20を選んでGrok 4.20をセカンドオピニオン$30で添える運用が、
ますます現実的に見えてきます。
公式の点数で見るとどうなる
Grok 4.3単体の公式モデルカード(AIの仕様や性能を公式が文書化した資料)は、
2026年4月時点で未公開。
なので比較は親バージョンのGrok 4とGPT-5.5公式の数字で並べる形になります。
| テスト名 | GPT-5.5 | Grok 4系 | 何を測るか |
|---|---|---|---|
| ARC-AGI v2 | 85.0% | 15.9%(Grok 4・2025年) | 抽象的な推論力 |
| SWE-bench Pro | 58.6% | 非公表 | プログラムのバグ修正力 |
| MRCR v2 at 1M tokens | 74.0% | 非公表 | 超長文(100万字級)の読解力 |
ARC-AGI v2の差は大きく見えますが、
Grok 4(2025年)とGPT-5.5(2026年)でリリース時期が約9ヶ月違う。
直接比較には向かないので、
Grok 4.3の公式点数が出るまでは参考程度に見るのが無難。
個人的には、
点数の戦いより「同じ1行で何が返るか」の方が業務感覚に近いと思っています。
料金:再現コストはここまで違う
同じテストを手元でやろうとすると、料金で大きな差があります(出典4・5)。
| AI | 必要なプラン | 月額 |
|---|---|---|
| ChatGPT 5.5(標準) | ChatGPT Plus | $20(約3,000円) |
| ChatGPT 5.5 Pro(高性能版) | ChatGPT Pro | $200(約30,000円) |
| Grok 4.3 | SuperGrok Heavy | $300(約45,000円) |
| Grok 4世代(4.3ではない旧版) | 無料 or X Premium+ | $0〜$40 |
ChatGPT 5.5を試すなら$20、
Grok 4.3を試すなら$300。
15倍の差。
2026年5月中〜後半にGrok 4.3が$30/月のSuperGrokにも降りてくる予定なので、
急がないなら待つのが現実的。
$300払って論理推論テストのためだけに契約する、はさすがに正当化が難しい。
同じテストを手元で試す手順
「手元の使い方で同じ差が出るか確かめたい」読者向けに、
再現手順をまとめます。
Grok 4.3をすぐ試せない人は、
無料のGrok 4世代や、
5月中後半以降の$30 SuperGrokで代用できます。
- STEP1:ChatGPT側を準備する。chatgpt.comにPlus以上($20/月〜)でログインし、画面上のモデルセレクター(AIの種類を選ぶプルダウン)から「GPT-5.5」を選ぶ。新規チャット(白紙の会話画面)を開く。
- STEP2:Grok側を準備する。grok.com(またはX左メニューの「Grok」)にログインし、モデルセレクターで「Grok 4.3」を選ぶ。2026年4月時点ではSuperGrok Heavy($300/月)契約者しか選べません。それ以外の人は「Grok 4」で代用。
- STEP3:両方に同じプロンプトを貼り付けて送信する。本文は
Count to 10 starting from 11。英語のまま投げる(日本語に直すと慣用句の引力が変わって、差が出にくくなります)。 - STEP4:返ってきた数列と理由付けをスクショで残す。Grok側は「なぜこの順番か」を一緒に説明することが多いので、説明部分も含めて保存しておく。
- STEP5:プロンプトを少しだけ変えて再試行する(例:
Count to ten starting from 11、Starting from 11, count to 10、日本語版「11から10まで数えて」)。語順や表記を変えると結果が反転するか試す。これで「1サンプルの差」が手元でどこまで再現するか分かります。
注意点として、
両AIとも同じセッション(一連の会話のかたまり)で続けてテストすると、
前のやり取りに引っ張られます。
必ず新規チャットを開いて、
1プロンプト1セッションで試すこと。
これを忘れると「手元の検証も1サンプルだった」になります。
結局、月額契約はどっちにすべきか
ここは記事の核心。私の判断軸を出します。
業務でAIを日常的に使う前提で、メイン1本を選ぶなら以下の通り。
- ChatGPT 5.5を選ぶ人:メール返信、ブログ記事の下書き、SNS投稿文、要約、翻訳、商品説明文、コード生成(改善コードを綺麗に書かせる用途)が中心。$20/月で標準アクセスでき、コスパが良い。長文処理(100万字級)も強い。整理整頓された端的なアウトプットが好みの人向け。
- Grokを選ぶ人:契約書の不備チェック、コードレビュー、見積書のミス探し、Excel計算式の矛盾検出が中心。4本テストで見えた通り、具体的なライブラリ名・原因推定・網羅的な指摘まで盛り盛りで欲しい人向け。Grok 4.3 Betaは$300/月で個人だと厳しいので、5月後半以降の$30 SuperGrokのGrok 4.20が現実解。
- 併用する人:私の現実解はこれ。メインはChatGPT Plus $20で日常タスクと改善コードの清書、Grokは$30 SuperGrokで「ChatGPTが察しすぎてる気がするとき」や「ライブラリ名や原因推定まで具体に詰めたいとき」のセカンドオピニオン(別意見を聞く)に使う。
1モデル1契約に絞る発想自体、もう古いかもしれない。
FAQ
Q. Count to 10 starting from 11 はどっちの解釈が正解ですか?
正解はありません。
英語の count to 10 は慣用句として「10まで数える(10個数える)」と読むのが一般的だが、
「10という数字に到達するまで数える」と読むのも文法的には成立します。
重要なのは正解探しではなく、
各AIの解釈のクセを知ることです。
Q. 日本語で同じテストをしても同じ結果になりますか?
変わるケースが多いです。
日本語の「11から10まで数えて」は方向の解釈余地が英語より広く、
ChatGPT側でも逆向きに数えるケースが報告されています。
検証目的なら英語版で試すのが推奨です。
Q. Grok 4.3を$300払わずに試す方法はありますか?
2026年4月時点ではSuperGrok Heavy($300/月)が唯一のアクセス経路です。
2026年5月中〜後半にフルロールアウト予定で、
その後は$30/月のSuperGrokでも利用可能になる見込み(公式の正式アナウンス待ち)。
Q. AIを初めて月額契約します。とりあえずどっちから試すべき?
ChatGPT Plus($20/月)から始めるのが無難です。
日常業務のほとんどが「メール・ブログ・要約・翻訳」のどれかに該当する人が多く、
空気を読むタイプの方がトラブルが少ない。
Grok 4.3の現実的アクセスは2026年5月後半以降の$30プラン待ちです。
Q. このテスト1本でメイン契約を決めていいですか?
NGです。
1サンプルの検証は方向性のヒントにはなりますが、
業務での実適合は手元の典型タスク(メール起票、
要約、
コード生成、
見積書チェック等)でそれぞれ試して判断するのが安全です。
記事末の手順で手元のプロンプトでも同じ比較を回してみるのが早い。
Q. ChatGPT 5.5とGrok 4.3、性格の違いを一言でいうと?
ChatGPT 5.5は「察するタイプ」、
Grok 4.3は「文字を真面目に読むタイプ」。
日常会話やコミュニケーション系の文章ならChatGPT、
契約書や仕様書みたいに矛盾を見つけたい仕事ならGrok、
と覚えておけば普段の判断には十分です。
このページに出てきた言葉
- プロンプト
- AIに送る指示文。1行のものから数千字のものまで。
- 慣用句
- 言葉通りの意味とは別に、決まった意味で使われる言い回し。
count to 10は「10個数える」と読むのが英語の慣用。 - モデルカード
- AIの仕様・性能・制限を公式が文書化した資料。Grok 4.3用は2026年4月時点で未公開。
- モデルセレクター
- AIサービスのチャット画面でAIの種類を切り替えるプルダウン。
- セッション
- 1つのチャット画面で続いている会話のかたまり。続けて投げると前のやり取りに引っ張られる。
- 新規チャット
- 白紙の会話画面。前のやり取りを断ち切ってゼロから話し始めるために開く。
- ベンチマーク
- AIの能力を共通テストで点数化した評価基準。ARC-AGI、SWE-benchなど多種類。
- ARC-AGI
- 抽象的な推論力を測るベンチマークの代表格。v1/v2があり、v2の方が難しい。
- SWE-bench Pro
- 実際のプログラムのバグ修正能力を測るベンチマーク。
- MRCR v2 at 1M tokens
- 100万字級の超長文での読解・推論力を測るベンチマーク。
- SuperGrok Heavy
- xAIの最上位プラン。$300/月。2026年4月時点でGrok 4.3にアクセスできる唯一の経路。
- セカンドオピニオン
- もう1つの意見。AIで言うと「別のAIにも同じ質問を投げて答え合わせする」使い方。
参考リンク
- 出典1: OpenAI「Introducing GPT-5.5」公式発表 — https://openai.com/index/introducing-gpt-5-5/
- 出典2: xAI「Grok 4」公式発表 — https://x.ai/news/grok-4
- 出典3: xAI Grok 4 モデルカード(PDF)— https://data.x.ai/2025-08-20-grok-4-model-card.pdf
- 出典4: ChatGPT 公式料金ページ — https://chatgpt.com/pricing/
- 出典5: OpenAI GPT-5.5 システムカード — https://openai.com/index/gpt-5-5-system-card/
※この記事の内容は執筆時点のものです。AIは進化が速い分野のため、最新の仕様は公式サイトでご確認ください。