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ClaudeモデルはSonnet7割・Haiku2割・Opus1割|opusplanで実装フェーズの単価を4割落とす配分ルール

Claudeを上位モデル固定で走らせると、月の枠は必ず途中で細ります。

私の配分はSonnet7割・Haiku2割・Opus1割。

賢さ・速さ・お金の3軸で30秒で振り分けます。

Claude Codeなら/model opusplan

設計はOpus、実装はSonnetに自動で渡るので、出力単価は実装側で4割落ちます。

この記事はClaude Pro/Maxを契約していて、月の途中で枠が細るのに困っている人向け(料金プランの基本が分かれば読めます)。

料金・仕様は2026年8月5日時点の公式資料にもとづく数字です。

契約の判断前に、必ず公式ページで最新の内容を確認してください。

上位モデル固定で走ると、月の途中で何が起きるのか

「一番賢そうだから」でOpusばかり選ぶ。

月曜の夜に枠が細って、返答が急にそっけなくなる。

Pro/Max契約者にありがちな詰まり方です。

かといってSonnet固定にすると、戦略の壁打ちで物足りない。

Haiku固定なら提案書の粘りが出ない。

私の答えは、配分ルールと判断軸を先に決めておくこと。

ここで先に、5月時点までの解説記事とズレている点を書いておきます。

以前の公式ドキュメントには、こういう記述がありました。

使用しきい値に達すると、Claude CodeがOpusからSonnetへ自動で切り替わる場合がある。

2026年8月5日時点の Claude Code model config を通しで読むと、この文言は見当たりません。

代わりに載っているのは、別の仕組みです。

今ある自動切り替えは「安全性の判定」による

Fable 5とOpus 5には、サイバーセキュリティと生物分野の安全性分類器がついています。

分類器がリクエストにフラグを立て、その分野に受け皿のモデルがある場合。

Claude Codeは別のモデルで実行し直し、記録に通知を出します。

もとのモデルフラグの分野実行し直す先
Fable 5生物Opus 5
Fable 5サイバーセキュリティOpus 4.8
Opus 5サイバーセキュリティOpus 4.8
Opus 5生物受け皿なし。拒否で終わる

厄介なのは、これがセッションの1通目で起きうる点です。

最初のリクエストには作業場所の情報が乗ります。

CLAUDE.mdの中身やgitの状態です。

セキュリティや生物の資料が入っているリポジトリだと、その情報だけで判定に引っかかる。

切り分け方も書かれています。

claude --safe-mode で起動すると、自前の設定が無効になります。

CLAUDE.md、スキル、MCPサーバー、フックが対象です。

それでも起きるなら、原因は設定ではなくフォルダ名やgitの状態のほうです。

自動で切り替えたくない場合は、/config から「Switch models when a message is flagged」をオフにします。

フォールバック後はそのモデルのまま会話が続くので、戻すには /model を叩き直す。

ここは覚えておく価値があります。

2026年8月時点で、モデルと料金はどうなっているのか

ここが記事の土台なので、公式のモデル一覧から引き写します。

項目Fable 5Opus 5Sonnet 5Haiku 4.5
入力(100万トークン)$10$5$3$1
出力(100万トークン)$50$25$15$5
コンテキスト1M1M1M200k
最大出力128k128k128k64k
Adaptive thinking常にオン対応対応非対応
Extended thinking非対応非対応非対応対応
速さ遅め速い最速
知識のカットオフ2026年1月2026年5月2026年1月2025年2月

2026年6月9日にFable 5が一般提供に入り、最上位が1段増えました。

Opusが天井、という前提はもう成り立ちません。

料金比は入力も出力も同じで、Fable:Opus:Sonnet:Haiku=10:5:3:1。

Opusを1回打つのは、Haiku 5回分の重みがあります。

ただし今は例外があります。

Sonnet 5には導入価格が設定されていて、2026年8月31日までは入力2ドル・出力10ドル。

この期間中の実質比は5:2:1で、SonnetがHaikuの2倍まで下りてきています。

8月中にSonnetへ寄せる判断は、9月以降より得です。

個人向けプランの料金も確認しました。

プラン料金使用量
Free0ドルFable・Opus・Sonnet・Haikuに触れる(Fableは週の上限の50%)
Pro月20ドル(年払いなら月17ドル)基準
Max月100ドルからPro比5倍か20倍を選ぶ。出力上限も上がる

無料プランでも全モデルに触れる、というのは以前と変わった点です。

個人向けプランのコンテキストは200kで揃えられています。

1Mを常時使うのはAPI側の話なので、そこは分けて考える。

配分ルール:Sonnet7割・Haiku2割・Opus1割

月の総使用量を10としたときの、私の置き方はこうです。

モデル配分担当する仕事
Sonnet 570%日常の文章生成・コード補助・壁打ちの主力。ほとんどはここで足りる
Haiku 4.520%メール下書き・短文要約・分類・大量処理。速さ重視の単純作業
Opus 510%戦略設計・複雑な推論・最終チェック。ここぞの一発

7:2:1が効くのは、料金比と使用感が噛み合うからです。

同じ作業をOpusで100回叩くと、Haikuに振り替えた場合の5倍が請求に乗ります。

私はこれを把握するまで、メールの下書きをOpusで回して月の枠を半月で焼いていました。

Fable 5をこの配分に入れていないのは、位置づけが違うからです。

公式の説明では、1回の作業時間に収まらない規模の仕事に向くモデル。

長く自律的に走らせ、行動の前に調べ、出した結果をより頻繁に検証する、と書かれています。

日常の壁打ちで指名する相手ではない。

呼ぶなら根本原因の調査や設計判断のような、投げっぱなしにできる仕事です。

判断3軸:迷ったら30秒で振り分ける

目の前の作業をどのモデルに振るか。3軸で採点します。

低い(1点)中くらい(2点)高い(3点)
賢さの必要度決まった型の文章・分類推敲や構成が要る文章戦略・設計・複雑な推論
速さの必要度翌朝までに終わればいい数十秒待てる秒で返してほしい
お金の効き方月数百件以上の量産日に数回の中規模月に数回の勝負どころ

振り分けはこう。

  • 賢さ3点(戦略・設計) → Opus 5
  • 速さ3点、または量産(お金1点) → Haiku 4.5
  • それ以外 → Sonnet 5(既定はここ)
  • 1回で終わらない規模の調査・設計 → Fable 5/model fableで指名)

迷ったらSonnet。

この一行を持っておくだけで、月のOpus消費は体感で3割落ちます。

Haikuの強みは速さだけではありません。単価で見ればOpusの5分の1です。

週報の生成や日次のメール仕分けのように月100回叩く定型作業は、Haikuに渡して人が最終チェックする形が一番割に合います。

opusplanは今どう動くのか

ここからはClaude Codeを触っている人向け。

/model opusplan の定義は公式にこう書かれています。

opusplan: Special mode that uses opus during plan mode, then switches to sonnet for execution

(opusplan: 計画モードではopusを使い、実行時にはsonnetに切り替わる特殊モード)

出典: Claude Code model config

設計と全体構造の判断をOpusが担当し、コード生成と実装はSonnetが受け取る。

人でいう設計担当と実装担当の分業です。

ここでも、以前の解説とズレた点があります。

「opusplanの計画フェーズは200kで動く」という説明が出回っていました。

現行のドキュメントは違います。

計画フェーズのOpusは、opusを単体で指定したときと同じコンテキストで動く。

Opusが自動で1Mに引き上げられる契約なら、opusplanの計画フェーズも同じ引き上げを受けます。

自動で上がらない契約で両方のフェーズを1Mにしたいなら、opusplan[1m] と指定する。

つまり「計画で文脈が切れるからopusplanは避ける」という理由は、もう成り立ちません。

費用の効き方を、公式の出力単価だけで素直に試算します。

計画フェーズが全体の15%、実装フェーズが85%と置いた場合です。

モード計画(15%)実装(85%)合計
全部Opus1.00(基準)5.676.67
opusplan1.003.404.40
±0−40%−34%

出力単価が$25から$15に下がるので、実装側は4割引き。

全体では3割強の圧縮です。

8月中はSonnet 5の導入価格(出力$10)が効くので、実装側は6割引きになります。

実装フェーズはやり直しでトークンが膨らみがちですが、それでも実装をOpus単価で回す理由はほぼ残りません。

使い方はこれだけ。

# 起動時に指定
claude --model opusplan

# セッション中に切り替え
/model opusplan

# 両方のフェーズを1Mで動かしたい場合
/model opusplan[1m]

# 既定に戻す
/model default

エイリアスも増えています。

best は組織がFable 5を使えるならFable 5、使えないなら最新のOpus。

fable はFable 5の直接指名です。

Pro契約のままOpus枠を延ばす3ステップ

Maxに上げれば枠は増えますが、月80ドル以上の差は小さくない。

Pro維持で延ばす手順を3つに絞ります。

  1. ステップ1:壁打ちと設計の最初だけOpus、詰めはSonnet。操作は会話の冒頭で/model opusに切り替え、設計が固まったら/model sonnetに戻すだけ。設計の精度は保ったまま、打ち合いはSonnet単価で回せます。落とし穴は戻し忘れ。気づかないうちに実装をOpus単価で走らせることになります
  2. ステップ2:Opus案件ごとに新しい会話を立てる。操作は左のサイドバーから「New chat」を選ぶだけ。会話が長くなるほど、1回のやり取りで読み直す量が増えます。前の文脈が要るときは、丸ごと引きずるより要約を貼り直すほうが安い
  3. ステップ3:Settings → Usage を毎週開く。どの作業が枠を食っているかが数値で見えます。落とし穴は見て終わりにすること。特定の1作業が半分を食っていたら、その作業だけHaikuへ逃がすところまでやる

Proユーザーが枠を使い切る最大の原因は、長い1本の会話をOpusで引っ張り続けることだと私は見ています。

会話を切り直すだけで、体感がはっきり変わります。

1日の運用フロー例

7:2:1と判断3軸を、実際の1日に落とすとこうなります。

  1. 朝イチ(Haiku 4.5):受信メールの要約、今日のタスク分類、短い返信の下書き
  2. 午前(Sonnet 5):記事の執筆、コード補助、壁打ち全般
  3. 午後(Opus 5を1発):打ち合わせの論点整理、提案書の筋書き設計。ここだけ賢さに全振り
  4. 夕方(Sonnet 5):Opusが出した設計を具体化して長文に展開
  5. 夜(Haiku 4.5):日報・週報、軽い調べものの要約

Opusは1日1発。これでMax 5xなら余裕、Proでもぎりぎり回ります。

FAQ

Q. Opusだけ使えば間違いないのでは?

賢さでは間違いありませんが、月の枠が細ります。

単価はSonnetの1.67倍、Haikuの5倍です。

日常の作業をすべて最上位で回すと、勝負どころに残す分がなくなります。

Sonnetを主力に置いてOpusを狙い撃ちする配分のほうが、月を通して使える時間は長くなります。

Q. 会話の途中でモデルが勝手に変わったのですが、枠切れですか?

現行の公式ドキュメントに、使用量による自動切り替えの記述はありません。

載っているのは安全性の判定によるものです。

Fable 5とOpus 5にはサイバーセキュリティと生物分野の分類器があり、フラグが立つと別のモデルで実行し直されて記録に通知が出ます。

セッションの1通目でも起きます。

最初のリクエストにはCLAUDE.mdの中身やgitの状態が乗るためです。

切り分けにはclaude --safe-modeで起動して、自前の設定を外した状態を試してください。

Q. opusplanの計画フェーズはコンテキストが狭いと聞きました。

現行の仕様は違います。

計画フェーズのOpusは、opusを単体で指定したときと同じコンテキストで動きます。

Opusが自動で1Mに引き上げられる契約なら、opusplanの計画フェーズも引き上げの対象です。

自動で上がらない契約で両方のフェーズを1Mにしたい場合は、/model opusplan[1m]と指定します。

Q. Haiku 4.5は仕事で使えますか?

定型作業なら十分です。

単価はOpusの5分の1で、速さは最速。

週報の生成、メール仕分け、分類のような100件単位の作業はHaikuで叩いて人が最終チェックする形が割に合います。

一方でゼロから戦略を組む、複雑な依存関係を解くといった作業には向きません。

コンテキストが200kでほかより狭い点も、長い資料を読ませるときは効いてきます。

Q. Fable 5はどう使い分けますか?

公式の位置づけは、1回の作業時間に収まらない規模の仕事に向くモデルです。

長く自律的に走り、行動の前に調べ、出した結果をより頻繁に検証する、と説明されています。

料金は入力10ドル・出力50ドルでOpus 5の2倍です。

日常の壁打ちで指名する相手ではなく、根本原因の調査や設計判断のような投げっぱなしにできる仕事に向きます。

Claude Codeでは既定ではないので、/model fableで指名します。

Q. 7:2:1は全員に当てはまりますか?

私の現実解として置いた数字です。

コード生成が主ならSonnet8割・Opus1割・Haiku1割、大量処理が主ならHaiku5割・Sonnet4割・Opus1割というように、担当業務で寄せて構いません。

共通するのはOpus1割の上限です。

ここを超えると、だいたい月の途中で細ります。

参考リンク

このページに出てきた言葉

Fable 5 / Opus 5 / Sonnet 5 / Haiku 4.5
Claudeのモデル名。上から順に賢さと料金が下がる。出力単価の比は50:25:15:5
Pro / Max
Claudeの個人向け有料プラン。Proが月20ドル(年払いなら月17ドル)、Maxが月100ドルから
plan mode / opusplan
実装前に計画を立てさせる段階と、その計画だけOpusに任せる混合モード
エイリアス
正式なモデル名の代わりに使える短い呼び名
トークン
AIが文章を数える単位。日本語ではおおよそ1文字が1〜2トークン
コンテキスト
AIが1回のやり取りで抱えられる文章量。200kで約15万語、1Mで約55万語
安全性分類器
危険な用途に繋がりうる内容かを、回答の前に自動で判定する仕組み
フォールバック
予定していたモデルが使えないとき、別のモデルに切り替えて処理を続けること
知識のカットオフ
そのモデルの知識が信頼できる範囲の期限
CLAUDE.md
プロジェクトの決まりごとをAIに渡す設定ファイル。セッションの最初に読み込まれる

この記事の免責事項

この記事は情報提供が目的です。

契約・会計・税務に関する専門的な助言ではありません。

料金・仕様・プラン構成は2026年8月5日時点の公式資料にもとづきます。

変更されるため、契約や解約の判断前に公式ページで最新の内容を確認してください。

本文のコスト試算は、公式の単価に一定の前提(計画15%・実装85%など)を置いた目安です。

実際の請求額を保証するものではありません。

配分ルール(7:2:1)は私の運用上の目安で、業務内容によって適切な比率は変わります。

この記事を利用したことで生じた損害について、当サイトは責任を負いません。

最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

この記事を書いた人

Aisola Lab運営者 aisola のアイコン

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Aisola Lab 運営者

AIツールを使ったコンテンツ制作・リサーチ・WordPress運用を日常的にやっています。自分で動かせるものは実際に触って書き、触っていないものは公式ドキュメントと一次情報をもとに書き分けています。

※この記事の内容は執筆時点のものです。AIは進化が速い分野のため、最新の仕様は公式サイトでご確認ください。

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