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OpenMontageとは?|動画1本100円で台本から編集まで全自動制作するAIシステム

PICKUP
OpenMontage
動画1本100円で全自動制作するAIシステム
台本→編集まで全自動1本 約$0.69オープンソース

「OpenMontage」を使うと、AIに「こういう動画作って」と指示するだけで、リサーチ・脚本・映像生成・ナレーション・BGM・テロップ・編集まで全工程を自動でやってくれる。コストは1本約100円($0.69)。

SoraやKlingが「1カットの映像を生成するツール」なのに対して、OpenMontageは制作チーム全体を自動化するオープンソースのシステム。無料で使えるルートもある。

この記事では、OpenMontageの仕組み・使い方・作れる動画の種類・制限を公式ドキュメントをもとにまとめる。

動画を作りたいけど外注費も編集スキルもない人、AIで動画制作を自動化したい人向けです。

OpenMontageはSoraやKlingと何が根本的に違うのか?

Sora・Kling vs OpenMontage|根本的な違い
Sora・Kling
📷
「カメラマン」だけ
✕ 脚本なし
✕ BGMなし
✕ テロップなし
✕ 編集なし
✕ ナレーションなし
1カットの映像だけ生成
OpenMontage
🎬
「制作チーム全体」
○ 脚本あり
○ BGMあり
○ テロップあり
○ 編集あり
○ ナレーションあり
完成動画を全自動で制作

SoraとかKlingとか、動画生成AIって最近たくさん出てますよね。

でもあれって「1カットの映像を作るツール」なんです。

「猫がピアノを弾いてる映像を作って」って言ったら、その1シーンだけ出てくる。

じゃあ「商品紹介動画を作って」って言ったら?

……1カットの商品映像しか出てきません。

脚本もないし、BGMもないし、テロップもない。

OpenMontageが違うのは、「制作チーム全体を自動化してる」ところです。

リサーチ → 脚本 → 映像生成 → 画像生成 → ナレーション → BGM → テロップ → 編集 → 書き出し。

この全工程を、AIが1人でやる。

動画生成AIが「カメラマン」だとしたら、OpenMontageは「監督+脚本家+カメラマン+編集者+ナレーター」をまとめて雇うようなものです。

しかも人件費が約100円。

OpenMontageはどういう仕組みか?AIに脚本から編集まで丸投げする流れ

OpenMontage 制作パイプライン|7ステージ
STEP 1
🔍
リサーチ
Web検索15〜25回
STEP 2
📋
企画書
構成・方向性を決定
STEP 3
📝
脚本
セリフ・ナレーション
STEP 4
🎨
シーンプラン
映像の設計図
STEP 5
🖼️
アセット生成
画像・映像・音声
STEP 6
✂️
編集
テロップ・BGM合成
STEP 7
🎥
書き出し
完成動画をMP4出力
各ステージにチェックポイントあり。品質基準を満たさないと次に進めない

仕組みがちょっと面白いので説明させてください。

OpenMontageは、Claude CodeやCursorみたいなAIコーディングアシスタントを「監督」として使うんです。

プロジェクトの中に「ディレクタースキル」っていう指示書が入ってて。

AIがその指示書を読んで、制作の各ステージを順番にこなしていきます。

しかも各ステージにチェックポイントがあって、品質基準を満たさないと次に進めない仕組み。

動画を作る前に、まずWeb検索を15〜25回やってリサーチするところから始まります。

YouTube、Reddit、ニュースサイトから情報を集めて、脚本に反映する。

だからAIが適当にでっち上げた内容じゃなくて、ちゃんと調べた上で作る。

ここ、けっこう大事なポイントだと思います。

OpenMontageでどんな動画が作れるのか?

作れる動画4タイプ|コスト比較
🛒
商品紹介動画
AI画像4枚+ナレーション+BGM+テロップ
$0.69(約100円)
📚
解説動画
Web検索→リサーチ→脚本→映像を全自動
$0.15〜$3
🎙️
ポッドキャスト動画化
音声ハイライト切り出し+映像+テロップ
$0.15〜$3
🎨
ジブリ風アニメーション
公式サンプル「Afternoon in Candyland」
$0.15(約20円)

商品紹介動画(実績:69円)

公式の事例だと、AI生成画像4枚+ナレーション+BGM+テロップ付きの商品広告を$0.69(約100円)で作ったそうです。

ECやってる人とか、自分の商品を動画で紹介したい人にはかなり刺さる話ですよね。

外注で10万円の動画と同じクオリティかは正直わかりません。

でも「とりあえず1本出す」のハードルが激下がりするのは間違いない。

解説動画(調べてから作る)

「○○について解説する動画を作って」って言うと、まずWeb検索してリサーチしてから脚本を書きます。

教育系のコンテンツとか、ハウツー動画とか。

自分が詳しくないテーマでも、AIが調べて脚本を書いてくれるのは助かりますね。

ポッドキャストの動画化

音声コンテンツを持ってる人は、それを動画に変換できるパイプラインもあります。

音声のハイライトを切り出して、映像とテロップをつける。

ポッドキャストやってる人には地味に便利そう。

ジブリ風アニメーション(15円)

公式サンプルに「Afternoon in Candyland」っていうジブリ風アニメがあって、制作費$0.15(約20円)でした。

約20円ですよ。缶コーヒーの6分の1。

もちろんジブリと同じクオリティではないですけど、個人が20円でアニメーションを作れる時代って、冷静に考えるとすごい。

OpenMontageに必要なものは?

必要なもの・料金チェックリスト
必須環境
AIコーディングアシスタント(Claude Code / Cursor / Copilot / Windsurf / Codex)
Python 3.10以上
FFmpeg(動画変換ソフト)
Node.js 18以上
料金
ツール自体は無料(オープンソース)
APIキーなしでも最低限動作(Piper TTS+無料素材)
フル機能:1本あたり約$0.15〜$3(約20円〜450円)
日本語対応
ツール自体は英語
Claude Codeに日本語指示すれば翻訳しながら進行
日本語ナレーション:Google TTS / ElevenLabs対応

必須:

・AIコーディングアシスタント(Claude Code、Cursor、Copilot、Windsurf、Codexのどれか)

・Python 3.10以上

・FFmpeg(動画の変換に使うソフト)

・Node.js 18以上

料金:

・ツール自体は無料(オープンソース)

・APIキーなしでも動く最低限のルートあり(Piper TTS=無料ナレーション+無料素材+Remotion)

・APIキーを足すほど高品質になる。ElevenLabsのナレーションとかKlingの映像生成とか

・フル機能で動画1本あたり約$0.15〜$3(約20円〜450円)が目安です

日本語対応:

・ツール自体は英語です

・ただしClaude Codeに日本語で指示すれば、AIが翻訳しながら進めてくれるはず

・日本語ナレーションはGoogle TTSかElevenLabsで対応できそうです

OpenMontageのインストールと使い方は?

インストール〜動画制作 4ステップ
1
Claude Codeにインストールを依頼
GitHubからクローン → README確認 → make setup
2
APIキーの設定(任意)
ElevenLabs(ナレーション)/ FAL(映像生成)など .envに追加
3
動画制作を指示
「○○の解説動画を作って」→ 7ステージ自動実行
4
予算確認
$0.50以上は承認必要。上限$10の安全機能つき

Claude Codeを使っている前提で書きます。

(Cursor等でもほぼ同じ流れです)

ステップ1:Claude Codeにインストールを頼む

Claude Codeを開いて、こう聞いてみてください。

「GitHubの calesthio/OpenMontage をクローンして、まずREADMEとCLAUDE.mdを読んで内容を教えて。セキュリティ的に問題ないか確認して」

まずはAIにコードを読ませてチェックしてもらう。

オープンソースは誰でもコードを変更できるので、最終更新日とIssueを確認してからインストールしてください。

GitHub: https://github.com/calesthio/OpenMontage

問題なさそうなら「セットアップして」と伝えます。

AIが make setup を実行して、必要なものを自動でインストールしてくれるはずです。

ステップ2:APIキーの設定(任意)

APIキーがなくても最低限の動画は作れます。

でもクオリティを上げたいなら、使いたいサービスのAPIキーを追加する。

「.envファイルにAPIキーを設定する方法を教えて」とClaude Codeに聞けばOK。

ElevenLabs(ナレーション)やFAL(画像・映像生成)が人気です。

ステップ3:動画を作ってもらう

ここからが本番です。

Claude Codeにこんな感じで伝えます。

「OpenMontageを使って、○○についての1分間の解説動画を作って。ターゲットは初心者。日本語ナレーションで」

するとAIが7つのステージを順番に進めます。

リサーチ → 企画書 → 脚本 → シーンプラン → アセット生成 → 編集 → 書き出し。

各ステージで「こんな感じでいい?」って確認してくれるので、そこで方向修正もできます。

ステップ4:予算の確認

制作に入る前に、コスト見積もりが出ます。

「$0.50以上の操作は承認が必要」「上限$10」みたいな予算管理機能がついてるので、知らないうちに高額請求が来ることはなさそうです。

よくある疑問

Q. プログラミングできないと使えない?

Claude Codeを使えるなら、基本的にはいけるはずです。

インストールも設定もClaude Codeに頼めばやってくれる。

ただし、エラーが出た時にClaude Codeに「エラー出た、直して」って言い続ける根気は必要かもしれませんw

Q. 日本語の動画は作れる?

ナレーションはGoogle TTS(700以上の声に対応)やElevenLabsで日本語が使えます。

テロップもWhisperXで自動生成されるので、日本語でも対応できそう。

ただし私は実際に日本語で試してないので、精度は公式で確認してみてください。

Q. 商用利用はできる?

ライセンスはAGPL v3です。

ざっくり言うと「このツールを改造して自分のサービスとして配布するなら、コードを公開する義務がある」ってルール。

動画を作って売るだけなら問題ないはずですが、念のためClaude Codeに「AGPL v3で○○は問題ないか確認して」と聞いてみてください。

Q. SoraやKlingとどっちがいい?

用途が違います。

「1カットの美しい映像」が欲しいならSoraやKling。

「脚本から編集まで完成した動画」が欲しいならOpenMontage。

ちなみにOpenMontageの中でKlingやRunwayの映像生成を使うこともできるので、両方のいいとこ取りもできます。

OpenMontageの注意点と限界は?

注意点と限界|知っておくべきこと
⚠️
新しいプロジェクト
GitHubスター約800。コミュニティが小さく、日本語の情報はほぼない
⚠️
無料ルートの限界
ナレーションが機械的、映像が無料素材のみ。クオリティは制限あり
⚠️
期待値の調整が必要
「69円で映画」ではなく「69円でそれっぽい動画が1本できる」レベル
💡
対処法
エラーはClaude Codeに英語メッセージを読ませて対応。APIキー追加で品質向上

まだ新しいプロジェクトです。

GitHubのスター数は800くらいで、コミュニティも小さい。

エラーが出ても日本語の情報はほぼないので、Claude Codeに英語のエラーメッセージを読ませて対処する形になると思います。

あと、APIキーなしの無料ルートだと、ナレーションの声が機械的だったり、映像が無料素材だけになるので、クオリティには限界があります。

「100円で映画みたいな動画が作れる」わけではないです。

「69円で"それっぽい動画"が1本できる」くらいの期待値がちょうどいいかなと。

でも逆に言うと、「69円でそれっぽい動画が1本できる」って、今までの常識からしたらとんでもないことだと思うんですよね。

OpenMontageとAI動画制作の今後はどうなるか?

今まで動画を作るには「人」か「お金」か「時間」が必要でした。

OpenMontageみたいなシステムが出てくると、その3つとも大幅に減る。

「動画を作るスキル」じゃなくて「動画で何を伝えたいか」だけが問われる時代が来るのかもしれません。

興味がある人は、まずGitHubのサンプル動画を見てみてください。

「15円のアニメーション」とか「69円の商品広告」がどんなクオリティか、自分の目で確かめるのが一番早いです。

GitHub: https://github.com/calesthio/OpenMontage

で、「いけそうだな」と思ったら、Claude Codeに「OpenMontageをインストールして」って言ってみてください。

最初の1本は無料ルートで。

まずは1回やってみるのが大事です。

参考リンク

・OpenMontage GitHub: https://github.com/calesthio/OpenMontage

※この記事の内容は執筆時点のものです。AIは進化が速い分野のため、最新の仕様は公式サイトでご確認ください。

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