無料の学習コースだけで取れるAI認定資格
2026年6月30日廃止予定 → 今が最後のチャンス
Microsoftが出してるAI認定資格「AI-900」。
学習コースが全部タダです。
模擬試験もタダ。
受験料だけ約13,200円かかるけど、
学ぶのにお金は1円もいらない。
受験資格なし。
エンジニアじゃなくても受けられます。
2026年6月30日で廃止されてAI-901に切り替わるけど、
取った資格は一生有効です。
UdemyやCourseraでAI系の資格対策コースを見ると、
$100〜$1,000とか平気でする。
でもMicrosoft自身が「うちの試験なんだから、
うちで全部教えますよ」って無料コースを用意してる。
「AIの資格、なんかひとつ取ってみたいけど何がいいかわからない」って人。
これ、かなり有力な選択肢です。
ただし期限つき。
AI-900は2026年6月30日で廃止されて、AI-901に切り替わります。
この記事では、
AI-900の中身、
無料で学ぶ方法、
受験の全手順、
そして後継のAI-901との違いまで全部書いてあります。
「AI資格に興味はあるけど、
お金かけたくない」「そもそも私でも取れるのか不安」という人に読んでほしいです。
有料コースと何が違う?Microsoft AI-900の学習コスト比較
「AI資格の勉強って、お金かかるんでしょ?」
そう思ってる人、多いと思います。
実際、有料の対策コースは山ほどある。
でもMicrosoft公式の無料コースだけで、試験範囲は全部カバーできます。
| 学習方法 | 費用 | 試験範囲カバー率 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Microsoft Learn(公式無料コース) | 0円 | 100% | 試験の出題元が作った教材。14モジュール構成 |
| Udemy対策コース | 約2,000〜15,000円 | 80〜100% | 動画形式。講師によって質にバラつきあり |
| Coursera Specialization | 月額約8,000円 | 90%前後 | 大学連携の体系的なカリキュラム |
| 対面研修(企業向け) | 数万〜数十万円 | 100% | 講師つきで質問できる。ただし高い |
ポイントは「試験を作ってる側が、無料で全範囲を教えてくれる」こと。
なんでそんなことをするのか。
Microsoftの狙いはシンプルで、
Azure(クラウドサービス)のユーザーを増やしたいから。
AI-900を取る過程で「Azure AI Service」とか「Microsoft Foundry」に触れることになる。
つまり「タダで勉強してもらって、Azureに慣れてもらう」という戦略です。
だからといって内容が薄いわけじゃない。
むしろ試験を作ってる本人の教材だから、一番正確。
有料コースが悪いとは言わないけど、
「まず公式の無料コースをやってみて、
それでも足りないと思ったら課金」の順番でいい。
最初から有料コースに飛びつく必要はないです。
AI-900はどんな場面で役に立つ?
転職・就活で「AIわかります」を証明したい時
「AIに興味あります」と面接で言うのと、
「Microsoft認定資格を持っています」と言うのでは説得力が違う。
AI-900はビギナー向けの資格だから、「AIのプロ」を証明するものではない。
でも「基礎はちゃんと押さえてる人」という証拠にはなる。
特に非エンジニア職(営業、
マーケ、
人事、
経理)でAIを業務に取り入れたい人には、
「この人はAIの話が通じる」というシグナルになります。
社内でAI導入の提案を通したい時
「AIで業務改善しましょう」と提案しても、
上司に「で、
AIって具体的に何ができるの?」と聞かれて詰まる。
AI-900の学習範囲は、
まさにその「AIで具体的に何ができるか」を体系的に学ぶ内容。
機械学習、画像認識、自然言語処理、生成AI。
これらが「何をするもので、どういう場面で使えるか」を説明できるようになる。
資格そのものより、学習の過程で得る知識が武器になります。
AIツールを使ってるけど「なんで動いてるか」がわからない時
ChatGPTもGeminiも使ってるけど、
「なんでAIが文章を書けるのか」と聞かれたら答えられない。
AI-900は「Transformerアーキテクチャ」とか「大規模言語モデル」みたいな仕組みの話も入ってます。
ただし数式とかコードは出てこない。
「こういう仕組みで動いてるんだよ」を概念レベルで理解するための資格。
使ってるツールの裏側がわかると、プロンプトの書き方も変わってきます。
AI-900の受験に必要なものは?
ここ、大事なのでしっかり確認してから進めてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験料 | $99 USD(日本では約13,200円・税込) |
| 試験時間 | 45分 |
| 合格ライン | 1000点満点中700点以上 |
| 受験資格 | なし。誰でも受けられる |
| 対応言語 | 13言語(日本語対応) |
| 受験方法 | テストセンター or 自宅オンライン(Pearson VUE) |
| 有効期限 | なし。一度取ったら一生有効 |
| 前提知識 | クラウドの基本概念があると有利(なくても受かる) |
受験料が$99。
「無料って聞いたのに!」って思った人、ごめんなさい。
無料なのは「学習コース」と「模擬試験」です。
試験自体には$99かかる。
ただし、タダにする方法がいくつかあります。
Microsoft Virtual Training Days(公式ウェビナー)に参加すると、
受験料が50%オフになることがある。
Microsoft IgniteやBuildなどのイベント期間中にCloud Skills Challengeを完了すると、
100%無料バウチャーがもらえることもある。
学生なら.eduメールで大幅割引(地域によっては$0〜$15)。
会社がEnterprise Skills Initiative(ESI)に加入してれば、
会社負担で受けられる場合もあります。
「勤め先がESIに入ってるかどうか」は、
社内のIT部門か人事に聞いてみてください。
AI-900の無料学習コースの使い方は?ステップバイステップ
ステップ1:Microsoft Learnにアカウントを作る
Microsoft Learn(https://learn.microsoft.com)にアクセス。
Microsoftアカウントでサインインします。
持ってなければ無料で作れる。
GmailでもYahooメールでも、なんでもOK。
ひとつ注意。
会社のメールアドレス(組織アカウント)でサインインすると、
退職した時に試験の記録が消えます。
必ず個人のMicrosoftアカウントを使ってください。
ステップ2:AI-900の学習パスを開始する
Microsoft Learnで「AI-900」と検索すると、
公式の学習パスが出てきます。
14個のモジュールで構成されていて、全部ブラウザ上で完結。
インストール不要。スマホでも進められます。
内容はこの5つのカテゴリ。
1つ目:AIの概要と責任あるAI(全体の15〜20%)。
「そもそもAIって何?」「AIを使う時に気をつけることは?」という基本中の基本。
2つ目:機械学習の基礎(15〜20%)。
回帰、
分類、
クラスタリング。
名前は難しそうだけど、
「データから予測する3つの方法」と考えればOK。
3つ目:コンピュータビジョン(15〜20%)。
画像認識、
物体検出、
文字認識(OCR)。
写真の中から「これは猫です」とか「この文字は〇〇です」とAIが判定する仕組み。
4つ目:自然言語処理(15〜20%)。
テキストの感情分析、翻訳、音声認識。ChatGPTが文章を理解する技術の基礎。
5つ目:生成AI(20〜25%)。
ここが一番配点が高い。
大規模言語モデル、
プロンプト、
Microsoft Foundry(旧Azure AI Foundry)の使い方。
今まさに話題になってる「生成AI」の仕組みを体系的に学べます。
ステップ3:無料の模擬試験で腕試し
学習パスが終わったら、
Practice Assessment(模擬試験)を受けます。
これも無料。
本番と同じ形式の問題が出るので、「今の実力で受かりそうか」がわかる。
何回でも受けられるから、
模擬試験で安定して700点以上取れるようになってから本番に進むのがおすすめ。
さらに「Exam Sandbox」という体験デモもある。
本番の画面がどんな見た目で、どう操作するかを事前に確認できます。
45分の試験で「画面の使い方がわからない」で時間をロスしたらもったいないので、
一度触っておくといい。
ステップ4:受験を予約する
Pearson VUE経由で予約します。
テストセンターに行くか、自宅でオンライン受験するか選べる。
自宅受験の場合、Webカメラとマイクが必要。
試験中は部屋に自分以外がいてはダメ。
机の上も片付ける必要がある。
「自宅で気軽に」と思いきや、けっこうルールが厳しい。
初めてならテストセンターのほうが安心です。
ステップ5:合格したらバッジを受け取る
700点以上で合格。
合格するとデジタルバッジがもらえて、
LinkedInやメールの署名に表示できます。
Fundamentals(基礎)レベルの資格なので、更新は不要。
一度取ったら一生有効です。
AI-900は廃止される?AI-901との違いは?
ここが一番大事な話。
AI-900は2026年6月30日に廃止されます。
後継はAI-901(Azure AI Fundamentals リフレッシュ版)。
2026年4月21日にベータ版が公開予定で、6月から正式に切り替わる予定。
じゃあAI-900を今取る意味はあるのか?
あります。
理由は3つ。
1つ目。AI-900で取った資格は廃止後も有効。一生消えない。
2つ目。
AI-901に「アップグレード」する義務はない。
AI-900だけで十分な人はそのままでOK。
3つ目。
AI-900の教材は今すぐ使える。
AI-901はまだベータ段階で教材が整ってない。
| 比較項目 | AI-900(現行) | AI-901(後継) |
|---|---|---|
| 位置づけ | AIを「理解する」 | AIで「作る」入門 |
| 主な内容 | AI概念、ML基礎、CV、NLP、生成AI | Microsoft Foundryでアプリ・エージェント構築 |
| 難易度 | ビギナー | ビギナー(やや実践寄り) |
| 受験開始 | すでに受験可能 | 2026年6月頃から正式版 |
| 教材の充実度 | 完成済み。日本語あり | 準備中(ベータ段階) |
| 資格の有効期限 | 一生有効 | 一生有効 |
AI-900は「AIって何?」を体系的に学ぶ資格。
AI-901は「AIで何か作ってみよう」の入り口。
「まずAIの基礎を固めたい」ならAI-900でいい。
「すでにAIの基礎は知ってて、
Azureで何か作りたい」ならAI-901を待つのもあり。
どっちにしても、Fundamentals資格は一生有効なので、焦る必要はない。
ただ、
AI-900の教材が充実してる「今」が一番学びやすいタイミングではあります。
AI-900のよくある疑問(FAQ)
Q. プログラミングの知識は必要?
いらないです。
コードは1行も出てこない。
Microsoft公式が「データサイエンスやソフトウェアエンジニアリングの経験は不要」と明記してます。
営業、人事、経理、マーケ。
どんな職種でも受けられます。
Q. 勉強時間はどのくらい必要?
AIの知識ゼロからなら、2〜4週間が目安。
1日30分〜1時間ペースで、14モジュールを進める。
ChatGPTとかを日常的に使ってる人なら、
生成AIのセクションはすんなり入るはず。
模擬試験で700点を安定して超えられるようになったら受験していい。
Q. 日本語で受験できる?
できます。
AI-900は13言語に対応していて、日本語もそのひとつ。
学習コースも日本語版があります。
ただし英語版のほうが更新が早いので、
最新情報を追いたい人は英語版も見ておくといい。
Q. 落ちたらどうなる?
24時間後に再受験できます。
2回目以降は14日間の待機期間。
再受験のたびに$99かかるので、
模擬試験で十分に練習してから受けるのが経済的です。
Q. 他のAI資格と比べてどう?
AI-900はMicrosoftのAI資格の中で一番やさしいレベル。
上位にはAI-102(Azure AI Engineer Associate)があって、
こっちはコーディングスキルが必要。
Google Cloud、
AWS、
IBMにも似たようなAI基礎資格はあるけど、
「無料の公式学習コース+日本語対応+一生有効」の3つが揃ってるのはMicrosoftの強み。
AI-900の注意点・限界
いい話ばっかりじゃないので、正直に書きます。
まず、AI-900は「基礎の基礎」です。
これを持ってるだけで「AIエンジニア」を名乗れるわけではない。
あくまで「AIの概念を理解してますよ」という証明。
次に、内容がMicrosoft Azure寄り。
AIの一般知識も学べるけど、具体的なサービス名はAzure中心。
GoogleやAWSのサービスには触れない。
特定のクラウドに依存しないAI知識がほしい人には、ちょっと偏りがある。
それから、AI-900は2026年6月30日で廃止。
取った資格は消えないけど、試験自体はもう受けられなくなる。
「Microsoft認定のAI資格を持ってます」と言いたいなら、
期限内に受けるか、
AI-901を待つか。
どちらかを選ぶ必要があります。
最後に、受験料の$99は返金されない。
落ちても$99。
模擬試験で自信がつくまで、本番には進まないほうがいいです。
まとめ
Microsoft AI-900は、AIの基礎を体系的に学べる認定資格。
学習コースと模擬試験が完全無料で、受験料は$99(約13,200円)。
プログラミング不要、日本語対応、一度取れば一生有効。
2026年6月30日にAI-901へ切り替わるけど、取った資格は消えない。
まずはMicrosoft Learnで無料コースを開いて、
1モジュール目だけ試してみてください。
30分で「合うかどうか」がわかります。
参考リンク
- Microsoft AI-900 公式ページ: https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/azure-ai-fundamentals/
- AI-900 スタディガイド: https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/ai-900
- AI-901への移行について(Microsoft公式ブログ): https://techcommunity.microsoft.com/blog/skills-hub-blog/the-ai-job-boom-is-here-are-you-ready-to-showcase-your-skills/4494128
- 無料模擬試験(Practice Assessment): https://learn.microsoft.com/en-us/credentials/certifications/exams/ai-900/practice/assessment?assessment-type=practice&assessmentId=26
※この記事の内容は執筆時点のものです。AIは進化が速い分野のため、最新の仕様は公式サイトでご確認ください。