AI活用全般

Midjourney V8.1の使い方|HD 3倍速・3倍安い+V7の美しさが復活

Midjourney V8.1は「V8の性能 × V7の美しさ」。
HD画像の生成が3倍速くて3倍安い。
しかも最初から2K画質で出てくる。
V8で消えたImage Prompts機能も復活しました。

V8が出た時、
ネットの空気は正直「微妙」でした。
写真みたいにリアルにはなった。
テキストもちゃんと読める文字で入るようになった。
でも「なんかMidjourneyっぽくない」って声が多かった。

あの独特の美しさ。
プロンプトに書いてないことまで補完してくる。
想像以上のものが出る、
あの感じ。
V8ではそれが消えてた。
言葉通りに忠実すぎて、
「賢いけど面白くない」状態。

で、
V8.1はそこを直してきた。
公式が「V7のような一貫した美学が復活」と言い切ってます。
しかもV8で消えてたImage Prompts機能も復活。
画像を参考にして新しい画像を作る機能です。
これがないと困る人、
かなり多かったんですよね。

私はV7時代にMidjourneyを使ってました。
V8のリリース時に「あの美しさが消えた」と感じて距離を置いてたんですが、
V8.1の変更内容を見て、
これは書こうと思いました。

「AI画像生成ちょっと気になる」って人。今がいいタイミングだと思います。

Midjourney V8.1 vs V8 vs V7の違いは?

V7
天才的な画家
独自解釈で美しい画像を生成。ただし手・顔が崩れやすく、テキスト描画も弱い
V8(廃止予定)
正確な製図機
写実的で忠実だが美しさが消えた。Image Prompts廃止。公式が失敗を認めた
V8.1(最新)
正確に描ける天才画家
V7の美しさ復活 + V8の精度。HD 3倍速・3倍安。Image Prompts復活

まず全体像を表で見てください。

項目V7V8V8.1
画風アーティスティック。独自解釈が入る写真リアル。言葉通り忠実V7の美しさ + V8の精度
HD画質(2K)なしオプションデフォルトで2K
Image Promptsありなし(廃止)復活
Describe機能ありありV8向けに更新
ムードボード+HDなしなし対応
テキスト描画弱い大幅改善V8と同等
手・顔の精度よく崩れる大幅改善V8と同等
HD速度(V8比)基準3倍速い
HDコスト(V8比)基準3倍安い
通常画質の速度基準50%速い

ポイントは「復活」の文字が多いこと。
V8で消えた機能がV8.1で全部戻ってきてます。

Midjourney V8.1はDALL-EやStable Diffusionと何が違う?

🎨
Midjourney V8.1
美しさ全振り
同じプロンプトでも「作品」になる。月$10〜
💬
DALL-E 3(ChatGPT)
会話で修正できる手軽さ
ChatGPTユーザー向け。美的品質はMJに劣る
🛠
Stable Diffusion
カスタマイズ自由度が最強
LoRA等で細かく制御可能。セットアップが大変
ツール最大の強み弱み向いてる人
Midjourney V8.1美しさ。同じプロンプトでも「作品」になる月$10〜。無料プランなしSNS画像・ブランドビジュアルを作りたい人
DALL-E 3(ChatGPT)会話しながら修正できる手軽さ美的品質はMidjourneyに劣るChatGPTユーザー。手軽に画像が欲しい人
Stable Diffusionカスタマイズ自由度が最強。LoRA等セットアップが大変。PCスペック必要細かく制御したいエンジニア向け

Midjourneyの強みは「美しさ」に全振りしてるところ。
同じプロンプトを入れても、
Midjourneyだけ「作品」になる。
雑誌の表紙みたいな構図。
映画のワンシーンみたいな光。

この「勝手に良い感じにしてくれる力」が、V8.1で戻ってきた。

たとえるなら、
V7は「天才的な画家」。
V8は「正確な製図機」。
V8.1は「正確に描けるようになった天才画家」。
これがMidjourneyが選ばれ続ける理由です。

Midjourney V8.1はなぜ「美しさ」を取り戻せた?

AI画像生成の常にあるトレードオフ
正確さ重視
V8の方針
美しさ重視
V7の方針
V8.1 = 両方やる
公式がV8.0を失敗と認め、数週間以内に廃止を発表。
ユーザーの声を受けて方向転換した結果がV8.1

ちょっとだけ裏側の話をします。

AI画像生成には「どう学習させるか」の方針がある。
V8は「プロンプトに忠実であること」を最優先で学習させた。
「赤い車」と言ったら赤い車が出る。
正確。

でもその代わりに、
勝手に構図を工夫したり光を盛ったりしなくなった。
言われたことしかやらない優等生、
みたいな状態。

V8.1はそこのバランスを調整してきた。
正確さは維持しつつ、
「Midjourneyらしい解釈」も復活させた。

公式がV8.0を「失敗」と認めて、
数週間以内に廃止すると発表してます。
つまりV8.1は「修正版」じゃなくて「やり直し」。
ユーザーの声を聞いて、
方向転換した結果です。

AI画像生成って「正確さ」と「美しさ」が常にトレードオフなんですよね。
どっちに振るかで、
出てくる画像がまるで変わる。
V8.1は「両方やる」に挑戦してる。
それが成功してるかどうかは、
実際に触ってみればわかります。

Midjourney V8.1で何が変わる?

2K画質がデフォルト — 設定不要。出せば最初からキレイ
HD生成が3倍速・3倍安い — 「遅いし高い」の理由で使わなかった人にも
ムードボードでブランド統一 — SNS画像を全部同じテイストに揃えられる
月$10で始められる — デザイナーじゃなくても「統一感」が出せる時代

「2K画質がデフォルト」って地味に大きい。
今まではHDがオプションだった。
V8.1では全員が最初から高画質で出てくる。
しかも速くて安い。

これが意味するのは「とりあえず出してみる」のハードルが下がったってこと。
以前は「HD生成は遅いし高い」から使わない人も多かった。
V8.1ならデフォルトで2K。
考えなくていい。
出せばキレイ。

ムードボードでブランドの世界観を固定できるのも大きい。
デザイナーじゃない人でも「統一感」が出せるようになる。
SNSアカウントの画像を全部同じテイストで揃える。
それが月$10でできる時代です。

Midjourney V8.1はどんな場面で使える?

📷
SNS投稿画像
2K画質がデフォルト
リサイズ不要でそのまま使える
🖼
Image Prompts
参考画像ベースで生成
--iwで影響度を数値で調整
🎨
ムードボード
世界観を固定
srefコードで毎回統一テイスト
🔍
Describe機能
プロンプトを逆算
好きな画像を分析して改造する

SNS投稿の画像を秒で作りたい時

Noteの記事サムネ。
Xの投稿画像。
TikTokのスライド背景。
V8.1なら2K画質がデフォルトで出る。
リサイズ不要。
そのまま使える画質です。
しかも通常画質は50%速くなってるので、
待ち時間も短い。

参考画像ベースで「こういう雰囲気で」と指示したい時

これがImage Prompts。
V8で消えてV8.1で復活した機能。
好きな写真やイラストをアップロードする。
そこにテキストで「これを○○風にして」と添える。
すると参考画像の雰囲気を取り込んだ新しい画像が出てくる。
--iwパラメータで画像の影響度も数値で調整できます。

ブランドの「世界観」を統一したい時

ムードボードとスタイルリファレンス(sref)。
好きな画像を2〜5枚アップロードして、
5〜10回「こっちの方が好き」を選ぶ。
すると自分だけの「スタイルコード」が生成される。
以降、
このコードを付けるだけで毎回同じ世界観の画像が出る。
V8.1ではスタイルリファレンスが4倍速・4倍安。
しかもHD画質にも対応。

画像からプロンプトを逆算したい時

新しくなったDescribe機能。
画像をアップロードすると、
再現用のプロンプトが出力される。
好きな画像を食わせて、
出てきたプロンプトを改造する。
ゼロから書くより圧倒的に早いです。

Midjourney V8.1の料金は?

BASIC
$10/月
約200枚/月
まず試すならこれ
STANDARD
$30/月
約900枚 + Relax無制限
たくさん作る人向け
PRO
$60/月
30時間 + Stealth
仕事で使うならこれ
MEGA
$120/月
60時間 + Stealth
ヘビーユーザー向け
プラン月額(月払い)月額(年払い)Fast GPU時間
Basic$10(約1,500円)$83.3時間(約200枚)
Standard$30(約4,500円)$2415時間(約900枚)+ Relaxモード無制限
Pro$60(約9,000円)$4830時間 + Stealth + Relax
Mega$120(約18,000円)$9660時間 + Stealth + Relax

無料プランはありません。
最低$10/月から。
年払いなら20%オフ。
全プランで画質は同じです。
高いプランを買っても画質が上がるわけじゃない。
変わるのは速度と枚数だけ。

まず試すならBasic($10)で十分。
月200枚くらい作れます。
Stealthモードは生成した画像を非公開にできる機能。
Pro以上じゃないと使えない。
仕事で使う人はPro推奨です。

Midjourney V8.1の使い方は?

STEP 1
Alpha版にアクセス
alpha.midjourney.com
STEP 2
プラン選択
Basic $10〜
STEP 3
プロンプト入力
英語で --v 8.1
STEP 4
機能を活用
Image Prompt / sref

ステップ1:Alpha版サイトにアクセス

V8.1はalpha.midjourney.comで使えます。
通常のmidjourney.comやDiscordではまだ使えません。
Alpha版限定です。

ステップ2:アカウント作成とプラン選択

DiscordアカウントまたはGoogleアカウントでログイン。
料金プランを選んで決済する。
最初はBasic($10)でOK。

ステップ3:プロンプトを入力する

画面下のテキストボックスに英語でプロンプトを入れます。
「a cat sitting on a vintage armchair, soft lighting」みたいに。
Enterを押すと、
数十秒で4枚の画像が出てくる。

ステップ4:V8.1を指定する

プロンプトの末尾に「--v 8.1」を追加。
または設定画面でデフォルトモデルをV8.1に変更。
毎回書かなくて済むので、
設定変更がおすすめ。

ステップ5:Image Promptsを使う

画像アイコンから参考画像をアップロード。
対応形式はPNG、
JPG、
GIF、
WebP。
アップロード後、
テキストで指示を追加。
画像の影響度を変えたい時は「--iw 数値」を追加。

ステップ6:ムードボードでスタイルを固定する

好きなテイストの画像を2〜5枚用意してStyle Creatorにアップロード。
「AとBどっちが好き?」を5〜10回選ぶ。
自分だけのスタイルコードが生成される。
以降は「--sref コード番号」を付けるだけ。

ステップ7:HD画質で出力する

V8.1ではHD(2K)がデフォルト設定。
何もしなくても2K画質で出てきます。
最高品質にしたい時は「--q 4」を追加。
ただし--hdと--q 4を同時に使うとGPU時間が16倍。
コストが爆発するので注意。

日本語ユーザーのプロンプトの書き方

Midjourneyは英語プロンプトが圧倒的に精度高いです。
日本語で直接入れると意図通りにならないことが多い。

おすすめのやり方はこう。

①日本語で「こういう画像が欲しい」と書く。

②ChatGPTやClaudeに「Midjourney用の英語プロンプトにして」と頼む。

③出てきた英語プロンプトをそのままMidjourneyに貼る。

これが一番ラクで正確です。
AIにAIのプロンプトを書かせる。
2026年のやり方です。

Midjourney V8.1のよくある質問は?

Q. 無料で使える?

使えません。
以前は無料トライアルがあったんですが、
廃止されてます。
最低$10/月のBasicプランから。
年払いだと$8/月まで下がります。

Q. 商用利用はできる?

有料プランなら基本OK。
ただし年間売上$100万超の法人はProかMegaが必要です。
個人で使う分にはBasicでも商用利用できます。

Q. Discordは必要?

V8.1はalpha.midjourney.comで完結します。
以前はDiscordで画像生成するスタイルでしたが、
今はブラウザだけでOK。
Discordは不要です。

Q. スマホから使える?

ブラウザベースなのでスマホからもアクセスできます。
ただし操作はPCの方がやりやすい。
画像の細かい調整やプロンプトの入力はPC推奨です。

Midjourney V8.1の注意点は?

⚠ 知っておくべき注意点
Alpha版限定 — 通常サイト・Discordでは使えない。機能変更の可能性あり
画像は必ずDL — Alpha版で生成した画像はメインサイトに表示されない
Relaxモード未対応 — 現状Fastのみ。生成ごとに持ち時間が減る
年齢ドリフト問題 — 指定年齢より年上に描かれることがある既知の問題

まだAlpha版です。
今後、
機能が変わったり消えたりする可能性がある。
alpha.midjourney.comでしか使えない。
作った画像は必ずダウンロードしておくこと。

Relaxモード(待つ代わりに生成し放題)も未対応。現状はFastモードのみ。

あとは「年齢ドリフト」という既知の問題。
「20歳の女性」と指定しても、
やや年上に描かれることがある。
抽象的なプロンプトも苦手。
シュールな指示が「現実的に修正」されてしまう傾向があります。

まとめ

Midjourney V8.1は「帰ってきた」アップデートです。

V8で失った美しさが戻り、
速度は3倍、
コストは3分の1。
Image PromptとムードボードのHD対応で使い勝手も大幅改善。

$10/月から。まずはBasicプランで10枚くらい作ってみてください。

プロンプトが思いつかない時は、
Describe機能で他の画像を分析するところから始めると早いです。

参考リンク

※この記事の内容は執筆時点のものです。AIは進化が速い分野のため、最新の仕様は公式サイトでご確認ください。

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