AI活用全般

ChatGPT Images 2.0で写真1枚からパーソナルカラー診断|美容院・服選び・コスメ売場で使えるプロンプト4つ

ChatGPT Images 2.0は、写真1枚から「肩に色を当てた比較シート」を画像で返す。

文章で「イエベ秋です」と言われるより、色の帯とカラーコードが並んだ画像のほうが店頭で使える。

ただし出てくるのは仮説。

撮影した光と角度で結果が動くので、勝負どころはプロの診断で確かめる。

この記事はサロンの色診断に手が伸びないけれど、服やコスメの色選びで外したくない人向け(ChatGPTを触ったことがあれば読めます)。

この記事は道具の使い方をまとめたもので、美容や健康に関する専門的な助言ではありません。

肌のトラブルや体調に関わる判断は、医師や専門家に相談してください。

ChatGPT Images 2.0で写真1枚から何が出せるの?

肩に色を重ねた比較シートが、1枚の画像で返ってくる。

これまでのテキスト中心のやり取りだと、返事は「あなたはイエベ秋寄りです」という文章だった。

文章だと、店頭で「で、その色ってどれ?」が毎回始まる。

ChatGPT Images 2.0は2026年4月21日に公開されたモデル。

OpenAIの公式ブログとシステムカードが同日付で出ている。

The ChatGPT Images 2.0 model is a major step forward in image generation capabilities, including significantly enhanced world knowledge, instruction following, and generating detail and complexity such as dense text.

(ChatGPT Images 2.0は画像生成能力の大きな前進であり、世界知識・指示への追従・密度の高い文字などの細部と複雑さの生成が大きく向上している)

出典: OpenAI System Card: ChatGPT Images 2.0 and Thinking mode(2026年4月21日)

色診断の用途で効くのは「密度の高い文字」の部分。

色の帯にカラーコードや日本語ラベルを重ねても、崩れにくい。

プランの扱いは公式の発表がはっきりしている。

機能使えるプラン
ChatGPT Images 2.0全プラン(無料を含む)
Images with thinking(考えてから描くモード)Plus・Pro・Business。EnterpriseとEduは順次

色を4パターン並べて比較させるような、指示が長い使い方はthinking側が向く。

生成できる枚数の上限は、プランと時期で変わる。

数字はOpenAIの公式ヘルプで確認してほしい。

顔写真をアップする前に決めておくことは?

顔写真をそのまま渡す行為なので、先に3つ決めておきたい。

1つ目は、学習に使わせるかどうか。

ChatGPTには、やり取りをモデルの改善に使うかどうかの設定がある。

設定 → データコントロール → 「すべてのユーザー向けにモデルを改善する」をオフにすると、以降のやり取りは学習に使われない。

2つ目は、チャットを残すかどうか。

一時チャットを使えば、その会話は30日後に削除される。

顔写真を残したくないなら、この形が近い。

3つ目は、出力画像に何が入るかの理解。

ChatGPTが作った画像には、来歴を示すデータと目に見えない透かしが入る。

A continued commitment to C2PA metadata, an industry-standard framework that enables automated disclosure of provenance information ... Integrating an imperceptible, robust, and content-specific watermark alongside internal tooling to help assess whether a certain image was created by our products.

(来歴情報の自動的な開示を可能にする業界標準の枠組みであるC2PAメタデータへの取り組みを継続する。

あわせて、知覚できない、堅牢で内容に固有の透かしを組み込み、その画像が自社製品で作られたかを判定する内部ツールと併用する)

出典: OpenAI System Card: ChatGPT Images 2.0

手元の色見本として使う分には、透かしがあっても困らない。

ただし出力シートをそのままSNSへ上げると、AI生成物として自動で判定される前提になる。

もう1つ、入力した写真も検査を通る。

公式のシステムカードには、画像生成ツールに渡した文字と画像の入力を安全性のモデルが確認し、方針に反すると判断された場合は生成そのものが止まる、と書かれている。

他人が写り込んだ写真を使わないほうがいい理由が、ここにもある。

美容院に行く前に診断シートを作る手順は?

撮影から出力まで、10分もかからない。

むしろ結果を左右するのは撮影のほうで、ここを雑にやると色が転ぶ。

  1. STEP1: 光を選んで撮る。晴れた日の日陰か、北向きの窓際。直射日光と蛍光灯を避ける。理由は、光の色みがそのまま肌の色に乗るから
  2. STEP2: 誰かに撮ってもらう。スマホの自撮りはレンズが顔を歪め、影も濃く出る。難しければ、三脚かスタンドに置いてタイマーで撮る
  3. STEP3: 顔まわりを整える。前髪は上げて額を出し、髪は肩より後ろへ。首と顔の境目が見える状態にする。上は白か生成りの無地
  4. STEP4: ChatGPTに写真とプロンプトを送る。下のプロンプトをそのまま貼れる
  5. STEP5: 出力を保存して美容院へ持っていく。「このパネルの色みで髪色を見てほしい」と画面を見せれば、言葉で説明する手間が消える

プロンプトは私が組んだ叩き台。日本語のまま送れる。

この写真の人物に、4シーズン(イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬)の色を
肩から胸元にかけて当てた比較シートを、1枚の画像で作ってください。

条件:
- 顔立ち・髪色・髪型は変更しない
- 2×2のグリッドで、各パネルの上に「イエベ春」などの日本語ラベルを入れる
- 各パネルの下に、そのシーズンの代表色を4色ぶんの帯で並べ、
  それぞれにカラーコード(#RRGGBB)を書く
- どのパネルで肌が明るく見え、目がはっきりし、影が減って見えるかを
  見比べられる構図にする

ここで1つ注意。

「顔立ちを変更しない」は毎回入れたほうがいい。

指示がないと、肌を明るくしたり輪郭を整えたりした状態で返ってくることがある。

加工された顔で色を選んでも意味がない。

服を買う前に色見本カードを作る手順は?

診断シートと同じ写真を使い回せる。撮り直しはいらない。

変えるのはプロンプトだけ。狙うのは、店頭でタグと見比べられる形。

この写真の人物に似合うトップスの色を6つ、避けたほうがいい色を3つ選んで、
1枚の買い物用カードにしてください。

条件:
- 正方形(1080×1080相当)
- 「似合う色」「避ける色」の2ブロックに分ける
- 各色はカラーコード(#RRGGBB)と日本語の色名を併記する
- 文字は最小限にして、色の面積を大きくする
- 顔立ち・髪色は変更しない

出力をスマホに保存すれば、店頭でタグの色と見比べられる。

「サマーってどの色だっけ」と検索する時間が、ここで消える。

使い方のコツは、避ける色のブロックを別途スクリーンショットしておくこと。

迷ったときは、避ける色のほうを見たほうが判断が早い。

コスメ売場でファンデーションを選ぶ手順は?

売場のスタッフに「イエベ秋です」と言っても、実務では色みの話に翻訳し直しになる。

だからコスメ用は、色帯とカラーコードだけを出す形にする。

  1. STEP1: 化粧を落とした状態で撮る。首と顔の境目が見えるように、前髪も上げる
  2. STEP2: 下のプロンプトを送る
  3. STEP3: 出力した色帯を売場で見せる。「この色みに近いラインはどれですか」と聞けば、候補を出してもらえる
この写真の人物に合いそうなファンデーションの色みを3系統
(クール・ニュートラル・ウォーム)で示し、リップの色を3つ提案してください。

条件:
- 横長の色帯で表示し、それぞれにカラーコード(#RRGGBB)を書く
- 肌の色は加工しない
- 実在の商品名は挙げず、色みだけを示す
- 各色の下に、日本語で1行の説明を入れる

ここで出るのは、あくまで当たりをつけるための地図。

最後は実物を顎のラインに乗せて、店の照明と自然光の両方で見るのが確実。

ファンデーションは1トーンで印象が変わる。

男性のスーツ・ネクタイにも使えるの?

使える。色の分類は性別を問わない。

むしろ選択肢が少ない分、外したときの目立ち方が大きい。

この写真の人物に合うビジネスの着こなしを4パターン、2×2のグリッドで作ってください。

条件:
- 各パターンにスーツ・シャツ・ネクタイの3点を並べ、
  それぞれにカラーコード(#RRGGBB)と日本語の色名を書く
- 顔立ち・髪型は変更しない
- 4パターンは、それぞれ異なる色の方向性にする
- 各パターンの下に「どんな場面向きか」を1行で書く

出力を持って店へ行けば、「紺以外の選択肢」を具体的な色で見比べられる。

白Tシャツで撮っておくと、顔まわりの色が判定しやすい。

AIの色診断はどこまで信じていい?

結果が毎回同じにはならない、という前提で使う。

理由は3つある。

1つ目は、光。

蛍光灯の下で撮った写真と、日陰で撮った写真では、同じ肌でも色の数値が変わる。

入力が変われば出力も変わる。AIが揺れているというより、写真が違う。

2つ目は、画像生成そのものの性質。

同じ指示でも、生成のたびに配置や色みは少しずつ変わる。

1回の出力を確定診断のように扱わないほうがいい。

2〜3回出して、共通して出る方向だけを拾うのが現実的な使い方。

3つ目は、分類の出どころ。

4シーズンにしても、米国で作られたDressing Your Truthのような4タイプ分類にしても、公的な標準規格があるわけではない。

民間で育った体系で、流派によって分け方も呼び方も違う。

4タイプ分類のほうは、提供元のDressing Your Truth 公式サイトが分類の説明を出している。

読むと、日本の4シーズンとは基準そのものが違うのが分かる。

それでも使う価値があるのは、買い物の失敗が減るから。

「なんとなく似合わない気がする」を、カラーコード付きで言語化できる状態に持っていける。

サロンの診断とどう使い分ける?

役割が違うので、置き換えではなく順番の問題になる。

比べる観点ChatGPT Images 2.0サロンの対面診断
やること写真から色の当たりをつける実物の布を当てて肌の反応を見る
光の条件撮影した写真の光に左右される診断用に整えた光の下で見る
何度でも試せるかプランの上限まで何度でも基本は1回ぶんの料金
持ち帰るものカラーコード付きの画像診断結果と布のサンプル、対面での説明
費用ChatGPT Plusは月20ドル(公式の料金ページ参照)店によって幅がある。行く前に各店の公式ページで確認する

私の使い分けはこう。普段の買い物はAIの色見本で足りる。

就活・結婚式・成人式のような1回勝負の場面では、対面でプロに見てもらう。

先にAIで当たりをつけておくと、サロンでの質問も具体的になる。

このページに出てきた言葉

ChatGPT Images 2.0
ChatGPTの画像生成の新しい版。2026年4月21日公開。API経由の名前は gpt-image-2
thinking(考えるモード)
描く前に構成を組み立ててから出力する動き方。Plus・Pro・Businessで使える
カラーコード
色を6桁の英数字で表す書き方(例: #FF5733)。店頭での色合わせに使える
4シーズン
イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬の4分類。日本で最も普及した分け方
イエベ/ブルベ
イエローベース(黄みがかった肌)/ブルーベース(青みがかった肌)の略
Dressing Your Truth(DYT)
米国で作られた4タイプの分類体系。Type 1〜4で呼ぶ
C2PA
ファイルがいつ何で作られたかを記録する業界共通の仕組み。来歴の確認に使う
透かし
画像の中に目では気づかない形で入れる印。AIが作った画像かどうかの判定に使われる
データコントロール
ChatGPTの設定にある、やり取りの使われ方を選ぶ項目
一時チャット
履歴に残さず会話するモード。30日後に削除される
間接光
直射日光を避けた自然光。晴れた日の日陰や北向きの窓際など
アンダートーン
肌の下地にある色み。クール(青み)・ニュートラル・ウォーム(黄み)で分けることが多い

FAQ

Q1. 自撮りでも大丈夫ですか?

撮れますが、精度は落ちやすいです。

スマホの内側カメラは広角で顔が歪みやすく、腕を伸ばした角度だと影も濃く出ます。

誰かに撮ってもらうか、スタンドに置いてタイマーで撮るほうが安定します。

光は晴れた日の日陰か北向きの窓際が扱いやすく、蛍光灯と直射日光は色が転びます。

Q2. 無料プランでも使えますか?

ChatGPT Images 2.0は全プランで使えるとOpenAIが公表しています。

ただし、描く前に構成を組み立てるthinkingはPlus・Pro・Businessが対象です(EnterpriseとEduは順次)。

色を4パターン並べて比較させる指示は長くなるので、精度を求めるなら有料プラン側が向きます。

生成枚数の上限はプランと時期で変わるため、公式ヘルプで最新の記載を確認してください。

Q3. 出てきた結果はどのくらい信用できますか?

1回の出力を確定した診断として扱わないでください。

写真の光が変われば色の数値が変わり、画像生成は同じ指示でも毎回まったく同じにはなりません。

2〜3回出して、共通して出る方向だけを拾う使い方が現実的です。

就活や結婚式のような1回勝負の場面では、対面の診断で確かめることをおすすめします。

Q4. 顔写真をアップロードするのが不安です。

設定 → データコントロール → 「すべてのユーザー向けにモデルを改善する」をオフにすると、以降のやり取りは学習に使われません。

履歴を残したくない場合は一時チャットを使うと、その会話は30日後に削除されます。

他人が写り込んだ写真は使わないでください。

OpenAIのシステムカードによれば、入力した画像も安全性のモデルによる検査を通ります。

Q5. 出力した画像をSNSに上げても大丈夫ですか?

公開の可否は各サービスの規約次第です。

技術面では、ChatGPTが作った画像にC2PAの来歴データと目に見えない透かしが入るとOpenAIが公表しています。

AIで作った画像だと判定される前提で扱ってください。

加工された顔写真がそのまま広く出回る点も含めて、上げる範囲は先に決めておくのが無難です。

Q6. 4シーズンとDYT、どちらの分類を使えばいいですか?

日本の美容院や売場では、イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬の4シーズン表記のほうが通じます。

海外のプロンプトや資料を読む予定があるなら、プロンプトに両方を併記させると語彙がつながります。

どちらも民間で育った体系で、公的な標準規格ではない点は共通です。

この記事の免責事項

この記事は情報提供が目的です。美容・健康に関する専門的な助言ではありません。

私は色彩やスタイリングの専門家ではなく、資格に基づく診断を行う立場にもありません。

AIが返す色の分類は仮説です。

撮影した光や角度で結果が変わるため、重要な場面では対面の診断や実物での確認を挟んでください。

肌荒れ・アレルギー・体調の変化など健康に関わることは、医師や薬剤師に相談してください。

化粧品の使用は各製品の注意書きに従ってください。

仕様・料金・プランの区分は2026年8月5日時点の公式情報にもとづきます。

変更されるため、契約前に公式ページで最新の内容を確認してください。

この記事を利用したことで生じた損害について、当サイトは責任を負いません。

最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

参考リンク

この記事を書いた人

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Aisola Lab 運営者

AIツールを使ったコンテンツ制作・リサーチ・WordPress運用を日常的にやっています。自分で動かせるものは実際に触って書き、触っていないものは公式ドキュメントと一次情報をもとに書き分けています。

※この記事の内容は執筆時点のものです。AIは進化が速い分野のため、最新の仕様は公式サイトでご確認ください。

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