Claude Codeをインストールして「ちゃんと入ったか」を最初に確かめたい人や、アップデート後に「本当に新しいやつになってるか」を確認したい人、バグ報告で版数を提示したい人向け
インストール直後に「ちゃんと入ったか」を確かめたい時や、<code>claude update</code> を叩いた後に「本当に新しい数字に上がったか」を確かめたい時、バグ報告で「あなたの版数は」と聞かれた時に、ターミナルで <code>claude --version</code>(または <code>claude -v</code>)を叩く
--version は、いま自分のパソコンに入っている Claude Code が「何の版なのか」を1行で教えてくれる起動時の指定です。短縮形は -v。叩くと数字が1行返ってきて、すぐに自分の作業画面に戻ります。会話セッションは始まりません。
使う場面は地味ですが、よく出てきます。インストールした直後に「ちゃんと入ったか」を確かめる時、claude update を走らせた後に「本当に新しい数字に置き換わったか」を確かめる時、そして自分のパソコンで起きた不具合を Anthropic 公式や GitHub Issue に報告する時です。
噛み砕くと
家電のラベルに書いてある型番に近いです。テレビが映らないと電気屋さんに電話した時、最初に「型番は何ですか」と聞かれます。あれと同じで、Claude Code も「どの世代のものを使っているか」が分からないと、相手は答えようがないんですね。
--version はその型番ラベルを口頭で読み上げてくれる係です。叩いた瞬間に 2.1.118 (Claude Code) みたいな文字列が1行返って、そのまま終わります。何かを起動する、編集する、設定を変える、はしません。ただ読み上げるだけ。
「インストールして版数を確認、アップデートしてまた確認」を実際にやる
具体的な題材で動かしてみます。Mac で Claude Code を初めて入れて、しばらく使った後にアップデートまでやる流れです。
ステップ1: ターミナルを開いて、入っているか確かめる
まずは入っているか自体を確かめます。ターミナルに次の1行を打ちます。
$ claude --version
入っていれば、こんな感じで1行返ってきます。
2.1.118 (Claude Code)
数字が3つ、ピリオドで区切られて並んでいます。これがいま入っている版数です。返ってきた瞬間にプロンプト(黒い画面のあなたの入力待ち状態)に戻ります。会話セッションは始まりません。
もし command not found: claude と返ってきたら、Claude Code がまだ入っていないか、入っていてもパソコンが場所を覚えていない状態です。先に公式の手順でインストールします。
ステップ2: 短縮の -v でも同じ
長い --version の代わりに、短い -v でも全く同じ動きをします。
$ claude -v
2.1.118 (Claude Code)
慣れてくると -v の方が指の動きが少なくて済むので、こっちを使う人が多いです。私もこっち派。
ステップ3: claude update で新版に入れ替える
しばらく使っていると、新しい版が出ます。手動で入れ替えるには claude update を叩きます。
$ claude update
新しい版があれば、ダウンロードして入れ替えてくれます。何もなければ「最新版です」とだけ言って終わります。
ステップ4: もう一度 --version で新版になったか確かめる
ここが大事。claude update が「新しいの入れたよ」と言ったあと、本当に数字が変わっているかは --version でしか分かりません。
$ claude --version
2.1.125 (Claude Code)
さっきまで 2.1.118 だった数字が 2.1.125 に上がっていれば、入れ替え成功です。これが「アップデート前後で --version を1回ずつ叩いて差分を見る」典型的な使い方。
ここで初心者がやりがちな勘違いがあります。「アップデートしたから当然新しいだろう」と思って確認をサボると、稀に入れ替えが失敗していて古いままのこともあります。1秒で済む確認なので毎回やっておくのが安全。
つまり --version は何をしてくれるのか
- やってくれる: いま入っている Claude Code の版数を1行表示して、すぐ終わる。
-vでも同じ動き - やってくれない: 会話セッションの開始、最新版があるかのチェック、自動アップデート。これらは
claude(無指定)やclaude updateの仕事 - 意味が薄い場面: 普段の作業中。版数を気にする必要がない時に毎回叩く意味はない。チェックは「節目」だけでいい
使いどころ3シナリオ
シナリオ1: インストール直後、ちゃんと入ったか確認したい
Claude Code を初めて Mac に入れた直後の話。公式の npm install -g @anthropic-ai/claude-code みたいなインストール用の1行を打ったあと、本当に動く状態になっているかは --version で一発で分かります。
$ claude --version
2.1.118 (Claude Code)
数字が返ってくれば、もう claude を叩いて会話を始めて大丈夫。返ってこなければ、パソコンが場所を覚えていない(PATH の問題)か、そもそも入れ損ねたか。会話を始める前にここで切り分けられるのがありがたい。
シナリオ2: アップデート後に新版が反映されているか確認したい
claude update を叩いた後、本当に数字が上がっているかは --version でしか確認できません。「ターミナルを再起動しないと反映されない」とか「裏で別の古い版が動き続けている」とかの面倒なケースが稀にあるので、節目では必ず叩いておく。アップデート前後で1回ずつ叩いて、ノートに数字を書き留めておくくらいで十分です。
シナリオ3: バグ報告で版数を提示したい
「Claude Code でこの操作をすると落ちる」みたいな現象を Anthropic 公式や GitHub Issue で報告する時、相手が真っ先に欲しがるのが「あなたの版数は?」です。claude --version の出力をそのままコピペして報告文に貼り付けるだけで、相手は「ああ 2.1.118 の話か」と分かります。
版数が分からないと相手は「最新で再現するか」「古いやつだけの問題か」を切り分けられず、やりとりが何往復も増えます。報告の1行目で版数を出す、これだけで往復が1〜2回減るので、地味だけど効きます。
初心者が踏みやすい落とし穴
- 会話セッションが始まると勘違いする。
claude --versionは版数を1行出して終わるだけ。claudeだけ叩いた時のように会話画面が開くわけではない - 対話セッション中に叩こうとする。会話の途中で版数を見たいなら、いったん抜けて叩き直すか、対話セッション内では
/statusや/doctorを使う。--versionはターミナル側で叩くもの - アップデート後に確認をサボる。
claude updateが「最新にしたよ」と言っても、稀に入れ替えに失敗して古いままのことがある。1秒で済む確認なので毎回やっておく - command not found を「Claude Code のバグ」と勘違いする。これはほぼ確実にパソコン側の問題(PATH が通っていない、インストール失敗)。Claude Code 自体は関係ない
-vと-Vを取り違える。Claude Code では小文字の-vが--versionの短縮形。大文字-Vは別物として扱われる可能性があるので、迷ったら長い--versionを素直に書く
書き方
claude --version
claude -v
やってみるとこうなる
入力
claude --version
出力例
2.1.118 (Claude Code)
このページに出てきた言葉
- バージョン番号
- ソフトウェアの「世代」を数字で表したもの。<code>2.1.118</code> のようにピリオド区切りで並び、新しいほど数字が大きい
- 起動時の指定
- <code>claude --version</code> のように、コマンドの後ろに書き足してClaude Codeの動きを切り替える指示
- 短縮形
- 長い書き方の代わりに使える短い書き方。<code>--version</code> に対する <code>-v</code> がこれ。どちらを書いても動きは同じ
- ターミナル
- 黒い画面で文字のコマンドを打ち込む画面。Macなら「ターミナル」アプリ、Windowsなら「PowerShell」や「コマンドプロンプト」
- command not found
- ターミナルが「そんなコマンド知らない」と返してくる定型のエラーメッセージ。Claude Codeがそもそも入っていないか、パソコンが場所を覚えていない(PATHが通っていない)状態