/pr-comments(ピーアールコメンツ)

スラッシュコマンド
/pr-comments
ピーアールコメンツ
GitHubのPRに付いたレビューコメントを見るために用意されていたスラッシュコマンド。現行の公式一覧では削除済みなので、今はClaudeに普通の文でPRコメント確認を頼む。

古い記事や動画で /pr-comments を見かけて、今のClaude Codeで使えない理由を知りたい人向け

古い教材に /pr-comments が出てきたときに、今のClaude Codeでは削除済みだと判断し、代わりに「このPRのレビューコメントを確認して」と頼む。

/pr-comments は、GitHubのPRに付いたレビューコメントをClaude Code上で見るために用意されていたスラッシュコマンドです。ただし、現行の公式コマンド一覧では「v2.1.91で削除済み」と扱われています。今から覚えるなら、このコマンドを探すより、Claudeにそのまま「このPRのコメントを見て」と頼む流れを覚えるほうが実用的です。

このページで大事なのは、古い記事や動画に出てくる /pr-comments をそのまま真似しないことです。昔はPR番号やURLを後ろに書いて使えましたが、今のClaude Codeでは同じ操作が残っている前提で作業を組むと止まります。

噛み砕くと

昔の /pr-comments は、GitHubのレビュー欄をClaude Codeの画面内に持ってくるための呼び出しボタンでした。別画面でPRを開き、コメントをコピーして貼る手間を減らすための入口です。

でも今は、その入口ボタン自体が外されています。機能が消えたというより、「専用コマンドを覚えなくても、Claudeに普通に頼めばよい」という形に寄せられています。古い地図に載っている改札口が閉じられ、正面入口へ案内が変わったイメージです。

大事な前提:これは今から積極的に覚えるコマンドではない

公式コマンド一覧では、/pr-comments [PR] は「Removed in v2.1.91」と書かれています。つまり、手元のClaude Codeが新しければ、コマンド一覧に出てこない、または古い説明どおりには動かない可能性があります。

以前の説明では、現在の作業ブランチから対象PRを自動で見つけるか、後ろにPRのURLや番号を書いてコメントを表示する動きでした。さらに、GitHubを文字で操作する gh という道具が必要でした。

「GitHubのレビューコメントを確認したい」を例に、実際の手順を見る

ステップ1: まず今のClaude Codeで使えるか確認する

古い記事を見て /pr-comments を試す前に、Claude Codeの入力欄で / を打ち、候補に出るか確認します。候補に出ないなら、今の環境ではこのコマンドを前提にしません。

/

候補一覧に /pr-comments が見当たらない場合、そこで探し続ける必要はありません。公式上も削除済みなので、別の頼み方へ進みます。

ステップ2: Claudeに普通の文で依頼する

次に、コマンドではなく依頼文として伝えます。たとえば、今いる作業フォルダがGitHubのPRとつながっているなら、次のように頼みます。

このブランチのPRについたレビューコメントを確認して、対応が必要なものを優先順に並べて

Claudeは必要に応じてGitHubの情報を取りに行こうとします。認証や gh が未設定なら、その時点で「先に何を整えるべきか」を聞けます。

ステップ3: PR番号やURLが分かるなら一緒に渡す

対象のPRが分かっているなら、番号やURLを文の中に入れます。古い /pr-comments 123 の代わりに、普通の依頼として書けば十分です。

PR #123 のレビューコメントを確認して、修正が必要な指摘だけ抜き出して

ここで初心者が勘違いしやすいのは、「専用コマンドがないとPRコメントを見られない」と思うことです。今は専用入口より、Claudeへの自然な依頼のほうが公式の案内に合っています。

ステップ4: 直す作業まで任せるかを分けて頼む

コメントを読むだけなら「確認して、一覧にして」で止めます。修正まで進めたいなら、「どのファイルを直すか提案してから、私の確認後に進めて」と一段区切ると安全です。

レビューコメントを確認して、対応案だけ出して。まだファイルは変更しないで

いきなり修正まで任せると、コメントの意図を取り違えたまま変更が入ることがあります。まず読む、次に方針、最後に修正の順に分けると判断しやすいです。

ステップ5: 自動対応したいなら別の入口を検討する

PRコメントやCI失敗を見張って自動で直したいなら、現行一覧では /autofix-pr という別の入口があります。これは単にコメントを表示するだけでなく、Claude Code on the webのセッションを作って修正を進めるためのものです。

ただし、読むだけの用途には重いです。レビューコメントを確認したいだけなら、まず自然文で頼むほうが軽く済みます。

つまり /pr-comments は何をしてくれるのか

  • 以前やってくれた: GitHubのPRコメントをClaude Code内に表示する入口になっていました。
  • 今は期待しない: 公式一覧では削除済みなので、新しい手順の中心には置きません。
  • 代わりに使う考え方: Claudeに「このPRのレビューコメントを見て」と普通の文で頼みます。

使いどころ3シナリオ(具体題材で再現)

シナリオ1: 古いClaude Code解説を見ながら作業しているとき

YouTubeやブログで「/pr-comments を打てばレビューコメントが見られる」と説明されていても、今の公式一覧では削除済みです。候補に出ない時点で、その教材の該当部分は古いと判断します。代わりに「PR #123 のレビューコメントを確認して」と普通に頼めば、同じ目的に近づけます。

シナリオ2: GitHubレビューの指摘をまとめたいとき

レビューコメントが10件以上あると、どれが必須対応で、どれが相談なのか分かりにくくなります。この場合は「修正必須、質問、参考意見に分けて」と頼みます。/pr-comments を探すより、分類条件を文章で渡したほうが結果が使いやすいです。

シナリオ3: 自動修正まで任せたいとき

コメントを読むだけでなく、CI失敗やレビュー指摘を見て直すところまで進めたいなら、/autofix-pr/review のほうが近い用途です。ただし、勝手に直してほしくない場面では「まず一覧だけ」と明示します。確認と修正を分けるのが重要です。

初心者が踏みやすい落とし穴

  • ハイフン表記とアンダースコア表記を混同する。古い説明では /pr_comments と出る場合もありますが、現行一覧では /pr-comments が削除済みとして載っています。どちらも今から中心にしません。
  • 候補にないコマンドを探し続ける/ の候補に出ないなら、まず公式一覧と現在のバージョンを疑います。
  • コメント表示とレビュー実行を混ぜる。コメントを読むだけなら自然文で依頼し、レビューしてほしいなら /review を検討します。
  • 自動修正まで一気に頼む。レビューコメントは文脈依存の指摘も多いので、最初は一覧化と優先順位付けで止めるほうが判断しやすいです。
  • GitHub認証が済んでいない。ClaudeがPR情報を取れない場合は、先にGitHub接続や gh の準備が必要になります。
  • 削除済みという事実を見落とす。このコマンドは「便利だから覚えるもの」ではなく、「古い情報に出てきたら読み替えるもの」と捉えるのが正解です。

書き方

PR #123 のレビューコメントを確認して

やってみるとこうなる

入力

PR #123 のレビューコメントを確認して、修正が必要な指摘だけ抜き出して

出力例

ClaudeがPRコメント確認に必要な情報を取りに行き、対応が必要なレビュー指摘を整理する。

このページに出てきた言葉

PR
GitHubで、変更内容を確認してもらうためのページ
レビューコメント
PR上で確認者が残す指摘や質問
gh
GitHubを文字入力で操作するための公式道具
削除済み
公式一覧には残っていても、今から使う前提では案内されていない状態
/review
PRや変更内容をレビューしてもらうための現行コマンド
/autofix-pr
PRの失敗やレビューコメントを見て、自動修正用のWeb側セッションを作るコマンド
Claude Code on the web
ブラウザ側で動くClaude Codeの実行環境

関連項目

公式ドキュメント

https://code.claude.com/docs/en/commands

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