/radio(レイディオ)

スラッシュコマンド
/radio
レイディオ
Claude FM という lo-fi(あえて音を粗めに作ったゆったりした作業用BGM)のラジオを、いま使っているパソコンのブラウザで開くスラッシュコマンド。コマンドだけ叩いて使う、開発用ではないお楽しみ機能。

Claude Codeで作業しながら作業用BGMを流したい人向け

Claude Codeでコードを書いている合間に作業用のBGMが欲しくなったとき、開いている Claude Code の入力欄に /radio とだけ打って、Claude FM の lo-fi ラジオをブラウザで開いて流しながら作業を続けたい場面で叩く。

コードを書き続けていると、ふと音が欲しくなる時があります。/radio は、「Claude FM」というローファイ系のラジオを、いま使っているパソコンのブラウザで開いてくれるコマンドです。作業の手を止めずに、開いている Claude Code の入力欄にこの1行を打つだけで済みます。

開発を助ける機能ではなく、作業中のBGM用です。コードには何も起きません。

噛み砕くと

たとえるなら、作業デスクの横に置いてあるラジオの電源スイッチです。仕事道具そのものではないけれど、押せばゆるい音楽が流れて、なんとなく手が動く。/radio はそのスイッチに近い役割です。

音が鳴る場所はターミナルの中ではありません。ブラウザが立ち上がって、そっちで流れます。動画サイトを1つ開くのと同じ感覚です。

そういう軽い機能です。

大事な前提:会社のクラウド経由だと出てこないことがある

公式の説明では、Bedrock・Vertex・Foundry の3つを通して Claude Code を使っている場合、/radio は使えないと書かれています。会社で用意されたクラウド環境からつないでいる人は、このコマンドが反応しないことがある、と覚えておけば十分です。

自分のパソコンに入れた Claude Code をそのまま使っているなら、ここは気にしなくて大丈夫です。

「料理ブログ」の作業中に、実際に流してみる

料理ブログのサイトを Claude Code で作っている、という場面で順を追って見ていきます。手は動かしっぱなしで、合間に音楽を足すだけの軽い流れです。

ステップ1: いつもどおり作業している

レシピ一覧ページのコードを Claude Code に書いてもらっている最中。ターミナルはそのまま開いています。

ステップ2: 音が欲しくなったので叩く

BGMが欲しくなったら、開いている Claude Code の入力欄にそのまま打ちます。後ろに何も書き足さず、これだけです。

/radio

ステップ3: ブラウザが開く

パソコンのブラウザが立ち上がって、Claude FM の lo-fi ラジオのページが開きます。ここで初心者がやりがちな勘違いがあります。ターミナルの黒い画面から音が出ると思いがちですが、音はブラウザ側で流れます。

ステップ4: そのまま作業に戻る

ブラウザは開いたまま放っておいて、ターミナルに視線を戻します。レシピ一覧ページの続きをまた Claude Code に頼む。音楽は裏で流れたままです。

ステップ5: ブラウザが使えない環境のとき

離れた場所のサーバーにつないで作業していると、そこにはブラウザがありません。その場合でも /radio はエラーになりません。配信先のURLが文字で表示されます。

ステップ6: 出てきたURLを手元のブラウザに貼る

表示されたURLをコピーして、自分のパソコンのブラウザのアドレス欄に貼れば、そこで聴けます。サーバー側で音が出せなくても、手元で鳴らせるという作りです。

つまり /radio は何をしてくれるのか

  • やってくれる: Claude FM の lo-fi ラジオをブラウザで開く。ブラウザが無い環境では配信URLを文字で出す
  • やってくれない: コードを書く・直すといった開発作業。叩いてもプロジェクトのファイルには何も起きません
  • 意味が薄い場面: 会社のクラウド(Bedrock・Vertex・Foundry)経由で使っているとき。そもそも反応しないことがあります

使いどころ3シナリオ

シナリオ1: 料理ブログを延々と組んでいる夜のとき

料理ブログのレシピ投稿フォームを作っていて、細かい修正が続いて集中力が切れかけている。そんなときに /radio を叩いて、lo-fi を流しながら手を動かす、という使い方です。音楽アプリを別で開きに行かなくても、Claude Code の入力欄から1行で済むのが楽なところです。

シナリオ2: 離れたサーバーで作業しているとき

料理ブログを公開用のサーバーに置いて、そこにつないで設定をいじっている。サーバー側にはブラウザがないので、/radio を叩くと配信URLが文字で出ます。それを手元のパソコンのブラウザに貼れば、作業しながら聴けます。私はこの「URLだけ出してくれる」挙動、地味に親切だと思います。

シナリオ3: 休憩がてら一度試してみたいとき

家計簿アプリでも何でも、いま何か作っている最中に、Claude Code にこんな機能があるんだと知って一度押してみる。お楽しみ機能なので、開発の本筋に影響しません。気軽に試せます。

初心者が踏みやすい落とし穴

  • ターミナルから音が鳴ると思い込む。音はブラウザ側で流れます。黒い画面はそのままです
  • 後ろに何か書き足そうとする/radio だけ叩けば動きます。コマンドの後ろに足す指定はありません
  • ブラウザが無いとエラーになると思う。エラーにはならず、配信URLが文字で表示されます
  • 出てきたURLを使わずに諦める。サーバー作業中なら、そのURLを手元のブラウザに貼れば聴けます
  • 会社のクラウド経由で反応しないのを不具合だと思う。Bedrock・Vertex・Foundry 経由では使えない仕様です
  • 開発が速くなる機能だと期待する。これはBGM用のお楽しみ機能で、コードには関与しません

書き方

/radio

やってみるとこうなる

入力

/radio

出力例

パソコンのブラウザが立ち上がり、Claude FM の lo-fi ラジオのページが開く。ブラウザが使えない環境(離れたサーバーにつないで作業しているときなど)では、配信先のURLが文字で表示される。それを手元のブラウザに貼れば聴ける。

このページに出てきた言葉

lo-fi(ローファイ)
あえて音をざらっと粗めに作った、ゆったり聴ける作業用BGMのジャンル。勉強や仕事中の「ながら聴き」によく使われる
Claude FM
<code>/radio</code> で開ける lo-fi ラジオの名前。音はブラウザ側で流れる
Foundry
Microsoft Azure 経由で Claude を使う方式(Azure AI Foundry のこと)。Bedrock・Vertex と並んで <code>/radio</code> が使えない環境
Bedrock / Vertex
Amazon と Google がそれぞれ提供している、AIを会社向けに使うためのクラウド窓口。そこ経由だと <code>/radio</code> は使えない

関連項目

公式ドキュメント

https://code.claude.com/docs/en/commands

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