/exit(イグジット)

スラッシュコマンド
/exit
イグジット
Claude Codeの現在のターミナルセッションを終了して、いつものターミナル画面に戻すスラッシュコマンド。コマンドだけ叩いて使い、コマンドの後ろには何も書き足さない。<code>/quit</code> は別名で、中身はまったく同じ動き

Claude Codeでセッションを終わらせたい初心者向け

料理ブログを書きかけのまま席を立ちたい夜や、CLAUDE.mdなどの設定ファイルを書き換えてClaude Codeを起動し直したい時、Hugoのローカルサーバーは回したままClaude Codeのウィンドウだけ閉じたい時に叩く。会話の中身はサーバー側に保存されたままなので、翌日 <code>claude</code> を起動して <code>/resume</code> で昨日の続きに戻れる

Claude Codeを触っていると、書きかけのまま席を立ちたい瞬間がやってきます。子どもが起きた、宅配が来た、もう眠い、別の作業に切り替えたい。そのとき「ターミナルをそのまま閉じていいのか」「あとで戻れるのか」が地味に分からない。/exit はその不安をいちばん素直に片付けるコマンドです。

料理ブログを書いている途中で席を立つみたいな、日常の「中断」を安心して取れるのが本質。コマンドを叩いた瞬間に消えるのは「いま開いている画面」だけで、会話の中身そのものはちゃんと残っています。

噛み砕くと、店じまいではなくシャッターを下ろすだけ

イメージとしては、毎晩シャッターを下ろす商店街のお店です。お店ごと取り壊しているわけではなくて、看板も棚もそのままにして、入り口だけ閉じる。翌日シャッターを上げればすぐ続きを始められる。

/exit はまさにこの「シャッターを下ろす」操作で、店舗(セッションの中身)はそのまま保存されています。翌朝 claude を起動して /resume で開けば、昨日の続きから再開できる仕組みです。

ここを誤解すると怖い。「/exit したから会話が消えた」と勘違いして、最初から指示を入れ直す人がいます。違う。会話はちゃんと生きてます。

大事な前提:抜ける前に編集中の差分は私が片付ける

/exit はあくまでClaude Codeの入り口を閉じるだけで、ファイルの変更を保存したりgitに記録したりはしてくれません。料理ブログのMarkdownを書きかけのまま抜けると、その差分はそのまま床に置きっぱなしです。

Claude Codeに「変更を加えてもらった直後」に /exit を叩くと、その変更ファイルはgitに記録される前の状態でディスクに残ります。次に起動したとき続きから動かせるのは便利ですが、間に git での片付けを挟むかどうかは私の責任。コマンドの責任ではないです。

「料理ブログを書きかけで席を立つ」を例に、実際の手順を見る

Hugoで料理レシピサイトを組み立てている途中、夜遅くなって「今日はここまで」と区切りたい場面を再現します。プロジェクトのフォルダは cooking-blog、トップページに「世界の魚レシピ」を追加してもらっている最中です。

ステップ1: 書きかけの会話を一旦離れたい

Claudeに「次は鯛のカルパッチョのレシピページを作って」と頼んだ直後、急に眠くなりました。ターミナルの入力欄に /exit と打ち込みます。

> /exit

Enterを押した瞬間、Claude Codeの画面が閉じてターミナルのコマンドラインに戻ります。何か派手な確認ダイアログは出ません。スッと消えます。

ステップ2: ターミナルがいつもの状態に戻る

戻ったあとはふつうのコマンドラインです。ls でファイル一覧を見たり、git status で変更を確認したりできる。Claude Codeが書き換えてくれたファイルもそのまま残っている状態。

$ ls content/recipes/
fish-carpaccio.md  index.md
$ git status
On branch main
Changes not staged for commit:
  modified:   content/recipes/index.md

ここで「まだgitに記録していない変更」があるのが見えます。寝る前に git addgit commit を打って状態を区切っておくと、翌日の私が助かります。

ステップ3: 翌日、同じフォルダで起動して続きに戻る

翌朝、同じ cooking-blog のディレクトリに移動して claude を起動。

$ cd ~/projects/cooking-blog
$ claude

起動するとプロンプトに戻ってきますが、ここはまだ「新しいセッション」。昨日の会話の続きをやりたいなら、起動直後に /resume を叩くと、過去のセッション一覧から昨日のものを選んで再開できる仕組みです。

ここで初心者がやりがちな勘違いが1つ。「claude を起動しただけで自動的に昨日の続きから始まる」と思っていると、実際には新しいセッションが立ち上がって会話が空っぽに見えます。続きが欲しければ /resume を意識的に叩く必要がある。

ステップ4: Ctrl+Cを1回押してしまったときの軌道修正

ターミナルに慣れている人ほど、抜けたいときに反射で Ctrl+C を押しがち。Claude Codeでは1回だけだと「いまの応答を中断」しただけで、終了はしません。料理レシピを生成中にCtrl+Cを1回押すと、生成が止まって入力待ちに戻るだけです。

そこから抜けたいなら、改めて /exit と打つか、Ctrl+C をもう1回連打します。2回目で初めて終了です。

つまり /exit は何をしてくれて、何をしてくれないのか

  • やってくれる:いま開いているClaude Codeの画面を閉じてターミナルに戻す。会話の中身はサーバー側に保存されたまま
  • やってくれる/quit と書いても同じ動き。エイリアスなので機能はまったく同じ
  • やってくれない:ファイルの保存・gitへの記録。書きかけの変更は床に置きっぱなしのまま
  • やってくれない:別のターミナル窓で動かしているHugoのローカルサーバーや、バックグラウンドで走らせたエージェントの停止
  • 意味が薄い場面:もうそのプロジェクトを2度と開かないと決まっている場合。次回戻る予定がないなら、ターミナル窓ごと閉じても結果は同じ

使いどころ3シナリオ(料理ブログを書いている状況で)

シナリオ1: 夜中に「もう今日は寝る」となったとき

料理レシピの記事を3本書いてもらった後、目が限界に来た夜0時。ここで /exit を叩いて画面を閉じます。git で変更を git commit -m "fish recipes draft" までやっておけば、翌朝の私が「どこまでやったっけ」で迷いません。次の日 claude + /resume で昨夜の続きから再開です。

シナリオ2: CLAUDE.md や設定ファイルを書き換えてから再起動したいとき

料理ブログ用のメモを更新するために、エディタで CLAUDE.md に「全レシピは2人前を基準にする」と書き足しました。Claude Codeに反映させるには起動し直す必要があります。/exit で抜けて、設定ファイルを保存してから、もう一度 claude を起動すると新しいルールを読んだ状態で立ち上がります。

シナリオ3: Hugoのローカルサーバーは回したまま、Claude Codeだけ閉じたいとき

料理ブログのプレビュー用に別ウィンドウで hugo server を起動中。ブラウザでリアルタイムにレイアウトを確認している最中、Claude Codeとの会話は一旦切りたい。このとき /exit を叩くと、Claude Codeのウィンドウだけが閉じてHugoのサーバーはそのまま動き続けます。プレビューも止まりません。

初心者が踏みやすい落とし穴

  • /exit/clear を混ぜる/clear は同じセッションのまま会話の中身だけ空っぽにするコマンドで、画面は閉じません。「気分を切り替えたいだけ」なら /clear、「席を立ちたい」なら /exit。役割が違います
  • Ctrl+Cを1回だけ押して「終了したつもり」になる。1回押しでは応答が止まるだけで、Claude Codeはまだ起動中です。きちんと抜けたいなら /exit か Ctrl+C を2回連打。Ctrl+Dを押してもCtrl+C 2回と同じ終了挙動になります
  • バックグラウンドのエージェントも一緒に止まると思い込む/backgroundclaude -b で裏に回したエージェントは、ターミナル側で /exit しても停止しません。止めたいなら attach し直して /stop を叩く必要があります
  • 未保存の差分を /exit が片付けてくれると期待する/exit はファイルに触りません。書きかけの変更は git 側で管理する責任が私にあります。寝る前に git status を1回確認する習慣を作ると安全
  • ターミナル窓ごと閉じて起動ディレクトリが変わる/exit でClaude Codeを抜けたあと、ターミナルそのものを exit でさらに閉じてしまうと、次回起動するときのカレントディレクトリが変わる可能性があります。/resume で出てくる候補一覧の見え方が変わることがあるので、できれば同じディレクトリから起動するのが安全です
  • /quit/exit で挙動が違うと思い込む。中身はまったく同じです。打ちやすい方を使えばOK

書き方

/exit

やってみるとこうなる

入力

/exit

出力例

(画面がスッと閉じてターミナルのプロンプトに戻る。確認ダイアログは出ない)
$

このページに出てきた言葉

セッション
Claude Codeを起動してから抜けるまでの1回の会話のかたまり。何を聞いて何を頼んだかが時系列で記録されている
ターミナル
黒い画面で文字のコマンドを打ち込む画面。Windowsだと「コマンドプロンプト」「PowerShell」、Macだと「ターミナル」アプリ
エイリアス
別名のこと。<code>/exit</code> と <code>/quit</code> は名前は違うけど中身は同じ動き、という意味
差分
ファイルの「前の状態」と「いまの状態」の違い。書き換えたあとまだ保存履歴に残していない部分
Ctrl+C
ターミナルで「いま動いているものを止めて」と伝えるキー。Claude Codeでは1回押すと応答中断、2回連打で終了
エディタ
文章を書いたり書き換えたりするためのアプリ。Windowsの「メモ帳」、Macの「テキストエディット」、vim、nanoなど
ローカルサーバー
手元のパソコンの中だけで動いているWebサーバー。ブラウザで <code>http://localhost:1313</code> 等を開くと、まだ公開前のサイトを確認できる

関連項目

公式ドキュメント

https://code.claude.com/docs/en/commands

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